和ナチュラル自室に、形見の家具を
以前の自室の写真とともに「和ナチュラルが落ち着く」と書いたのが去年の12月だった。
それからこのページを書いて、後で写真も撮ろうと思ってたらすっかり忘れて、下書きに埋もれていた。
自室の記事で、後日書きますと書いた家具というのは、亡き母の形見の鏡台(きょうだい)である。
視力瀕死の私はメイクやスキンケアを絶対に鏡の近い洗面所でしたいので、生まれてこのかたドレッサーが欲しいと思ったことはない。
加えて、極力家具を置きたくないのに、気に入っているのが、この鏡台だ。
これは、母が嫁ぐ時に祖父が買ってくれた物らしい。
祖父はちょっとした建具を作る仕事?もしていたよう?で、私の幼少期は田舎の家に6畳ほどの作業場があった。
実家には古めかしい食器棚があるのだが、それは祖父の手による嫁入り道具という話だった。が、さすがにドレッサーを作るのは難しかった・・とかなんとか、母から聞いた記憶がある。
実家ではないところに一時保管していたこの鏡台、誰も使わないと言うので我が家に運び入れた。
清掃し、日に当てて少し乾かしていた時に、ふと引き出しの裏が目にはいる。
真相は不明だが、きょうだい達も「何気にいちばん母の物って感じがするのがこれかもしれないね。」と譲ってくれた。
使いたかったいちばんの理由は、姿見になる大きな鏡。
物っ凄く重いのだけれど、数十年経つのにとても綺麗で使わないのは勿体ないと思ったのだ。
鏡台の右にある押入れ上段が、私のクロゼットであるため、姿見があることで出掛ける時のコーデがスムーズになった。
さて、私が中に何を入れているかというと
宝物の祖父と母の鏡台に、自分にとっての宝物を入れている。
売ってもお金にはならない宝なので、泥棒には入るだけ無駄ですw