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【ドイツで職業訓練】重大中間試験 -会場入り編-

3年の職業訓練の間に2回大切な試験がある。
それが中間試験と卒業試験だ。

実はこの中間試験のことを知らなくて、その存在を知ってからの半年ずっとソワソワしていた。
そしてある日突然案内が来て(本当にやるんだ⋯)ととうとう死刑宣告を受けたような気持ちになる。

日程、会場、持参必須なものが記載されている


試験内容は筆記テストと実技で試験管相手に朝食サービスを見せる。

当時はロックダウン真っ只中だった。
コロナで中止になれ⋯!と強く願ったものの、その前にあった、もっと重大な卒業試験ですら行われたようなので観念する。
そして試験までの1ヶ月、テスト勉強をして旦那をゲストに見立てて練習もした。



当日

試験場所はJugendgästehaus & Hotel。高級住宅街の中に佇む大きな建物だった。


(あ、これ入り口が複数あるパターンだ)

建物を見て察する。どこから入ったら良いのか分からない。

“試験中!お静かに!”の張り紙があるドアが前に見えた。じゃあここが会場かと思っていたけど他のドアの前にも貼ってあって困惑する。こういう配慮のなさは外国だなぁって感じがする。

試験部屋を探す前にトイレに行きたくなる。ウロウロして見つける。用を足してトイレから出ると、廊下に並べられたパイプ椅子に一人座っている男の人がいた。彼に対してホテルの人と思われる人が声をかける。「Zwischenprüfung受験者かい?会場はここじゃなくてあっちだよ」と説明しているのが聞こえた。

ラッキーと言わんばかりに彼についていく。そしてやっと正式な場所を見つけた。

待つ事20分。その間ずっと勉強してた。
他にも受験者がポツポツと現れ始める。私含めて合計8人だった。

そして試験会場の部屋から試験官らしき中年女性3人が談笑しながら出てくる。

私たちに向けてなんか説明してる。
何言ってんのか分からん⋯⋯。

(あぁ⋯これまたドイツ語分からんくて焦ってパニクっちゃうパターンだ⋯) そう思いながら案内された試験部屋に入った。

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