【随想】『失敗の本質 日本軍の組織論的研究』/一冊の本を読んで思うこと
最近、「戦争反対」を叫ぶことの重要性を否定する訳ではございませぬが、少々虚無的、懐疑的になっております己(おのれ)を感じること多く、それよりほかに方法がないものか、戦争がいかにバカげているかを研究して、為政者こそが戦争に虚無的、懐疑的になる風潮を作り上げる具体的な施策を考えるほうが必要ではないのかな、と思うところがございます。
ということは、民主主義の社会であれば、為政者を選ぶ立場にある有権者にこそ、戦争に抱く肯定論を否定するように仕向ける努力が必要ということになりましょ