224:哲学 定言命法
土曜日は哲学です😊
定言命法
ドイツ哲学者のイマヌエル・カント(1724~1804)は
「人を殺すな」という命令などの道徳法則との関係を
説明するのに「定言命法」という言葉を使った
カントは無条件の道徳法則が存在すると考えていた
ということで
道徳法則は命令形(~をしなさい、または~するな)と
私たちの欲求に関係なく命じる形式で表現される
普遍的立法の原理
カントは言った
「あなたの意志の格率が、常に同時に、普遍的立法の原理として妥当するように行為せよ」
格率・・・自分の持つ行為規則と定義された
あなたの意志の格率とはあなたの行為の理由または基本原則のこと
例えば
友人からお金を借りて返す気がないのに返すと約束した場合
あなたの格率は「金を手にするためには偽りの約束をせよ」となる
普遍的立法の原理とは
「あなたがすべての人に、この格率に従って行為してほしいと望むことができないのなら、その行為は道徳法則に反していることになる」
ということで
偽りの約束は道徳法則に違反しているのだ
人間性の原理
カントのいう定言命法を特定するもうひとつの方法
「あなたの人格や、他のあらゆる人の人格の内にある人間性を、常に同時に、目的として扱い、決して手段としてのみ扱わないように行為せよ」
と説いた
おわりに
哲学はその名前が難しすぎてどうしても構えてしまうが
中を見ていくと日常のことを分析しているに過ぎないんで
いつまでも苦手意識がありますが
なんとか喰らいついていこうと思います
今日はここまで!
最後までお読み頂きありがとうございます😃
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