250:音楽 ヴェルディの『トラヴィアータ(椿姫)』と『アイーダ』
金曜日は音楽です🎵
『トラヴィアータ(椿姫)』
イタリアオペラの巨匠ヴェルディ作品
「堕落した女」である高級娼婦のヴィオレッタの物語で
彼女は裕福な青年アルフレードと恋に落ちるが彼の父は2人の交際に反対し結婚を認めない
やがてヴィオレッタは結核を患い
最後には延々と続くアリアを歌いながら
ゆっくりと悲劇的な死を遂げる
フランチェスコ・マリア・ピアーヴェの台本によるオペラで表現力豊かなアリアがふんだんに盛り込まれている
ソプラノ歌手であれば誰もが持ち歌にする定番の独奏曲が何曲かある
『アイーダ』(1870年)
このオペラは1869年に
エジプトの太守(支配者)からスエズ運河の開通と新歌劇場の完成に合わせて作って欲しいと依頼された作品
エチオピア出身の奴隷娘アイーダが
エジプトの将軍ラダメスと恋に落ちるオペラ
こちらも階級差を超えた恋愛物語
劇中歌の『凱旋行進曲』はヴェルディの有名な作品のひとつだ
初演のとき
エジプトの大金を出してフランスの衣装を買い
300人以上の出演者を雇い
将軍ラダメスの兜と剣は純銀で作られた
ヴェルディはこれに不機嫌になり
作品が芸術ではなく
エンターテイメントに堕ちていくと思った
その後数年は田舎の自宅に引きこもり
まったくオペラを描かないで過ごした
後年
1874年有名なミサ曲『レクイエム』で復帰し
オペラ曲を2曲描いたあと
1901年に亡くなった
おわりに
曲も素晴らしいのだろうが
階級差の恋愛物語という題材は
今も昔も人を惹きつけるのだろう
オペラはまったく観たことないですが興味が出てきました😃
今日はここまで!
最後までお読み頂きありがとうございます😊
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