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ねむりの花

合歓の花が美しく咲く頃...

お中元の季節ですね。
会社にはお客さんからお礼のお手紙がよく届きます。
いつも会社に届く郵便物をひととおり目を通して回すのですが、その中に見慣れない単語を見つけました。


アイカンの花?


不思議に思ったままその手紙を上司に回すと


合歓ねむの花

とふりがなが振られて戻ってきました。

ねむの花って読むんだ!どんな花なんだろう。

普段なら手紙はそのままファイルに綴じるのですが、せっかく読み方がわかったので検索してみることに。


ピンクのふさふさとしてそう?な花。
おもしろいと思ったのが名前の由来。

ねむの木の葉は夜になるとゆっくりと自分で閉じる。
それがまるで眠るようなので
「ねむりの木」→「ねむの木」になった。

開花時期は6月から7月。
ということは、あのお手紙の
合歓の花が美しく咲く頃
という言葉はいまの季節にぴったりだったんですね。

改めて読み返すと、風流で心のこもったメッセージにほっこりしました。
ちゃんと調べてみてよかったです。
(私宛てではないけど)

お礼状は機械的な定型文で届くことも多いけど、書き手の心遣いが伝わる文章は素敵だなと思いました。



また次の記事でお会いできますように♪

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