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美術館で過ごす休日

涼しくなったら、お散歩がてら見に行こうかな...とのんきに構えているうちに企画展の会期終了が近づいていました。

ということで、久しぶりの美術館です。

車で行けば暑い中歩かなくていいんだけど、
移動中に本を読みたくてバスを選びました。
座っていれば運んでもらえるのは気楽です。

歩きました!
20分ほど。
もう、汗だく。
日常生活であまり外を歩かないので、世の中の人はこんな暑い中活動しているのかと信じられない気分になりました。

美術館でまず目に留まったのが、地元の大学生による卒業制作の展示です。
芸術系の卒業制作なら絵画かなと思ったのですが、詩集や絵本などバラエティに富んでいて興味深かったです。

詩集の作品は、1人1枚だけ持ち帰ることができました。
いちばん上に置いてあったものが直感的にすきだなと思って決めました。


こういうときの「すき」って言葉で説明できないんですよね。
紙の種類や文字のレイアウトまで作品ごとに工夫してあって、すごいなと思いました。


ここで、ちょっと早めのお昼ごはんをとるためカフェ休憩。
景色がよく見える席に座れてラッキー。
だんだんと山の方の入道雲が大きくなっていくのがわかって、まだ夏がんばってるなって感じの景色でした。
歩いた後でいつも以上にアイスコーヒーがおいしく感じました。


お腹を満たしたところでやっと、お待ちかねの企画展の鑑賞です。
美術館に着いて1時間半以上経っていてびっくりしたのですが、こういうときに同行者がいなくてよかったなと思います。
寄り道も休憩も自分のペースで。

展示の中で、ハッとさせられた言葉があって、

効率だけを求めるなら人間じゃなくてもいい

伝統工芸品の制作をされている方の言葉が紹介されていました。

私は美術館に行くことが好きなのですが、展示品すべてに興味があるのかと言われたらそうではなくて。
正直、きょうも学者の〇〇さんが云々...とかの説明はちょっと難しかったです。
けど、企画展の中で、1つでも2つでもおもしろかったなと思えるものがあればその日は満足です。
(過去の記事を思い出しました↓)

でも、これってやっぱりコスパやタイパで考えたら効率が悪いかなって思います。

とは思いつつ、何でも効率、効率って言われることに違和感も感じるので、何だか腑に落ちる言葉でした。


美術館にいると時間があっという間です。
読書もそうだけど、目の前のものに集中していると、余計な考え事をしなくなるので。
1人でいると良くも悪くも考え事ばかりしてしまう私に合っているのかなと思います。
あと、単純にきれいなものを見るのが好きです。
いまの時期なら涼めるしね。

私のお気に入りスポットのひとつです。



また次の記事でお会いできますように♪


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