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続・30年
8月に「30年」というnoteを書いた。その話の流れに続く、遊び心ある作品に出会えた。その詳細をここで書くには、あと30年が必要かもしれない。
詳細はさておき…
ストーリーが終わらないというのは、ヒトが生きているということなんだな、と思った。
その「30年」で書いた内容は、中学生の頃に通った、高校での天文講座という話だった。
私に似ていないと聞いた、設定モデルになった小説での主人公は、その高校に入学し天文部へ。
私は、その高校に合格したものの入学していない。
その小説は、私が高校生のときに出版された。が、読めない気分から、読まない気分に変わり、そのまま今に至っている。子どもは読んだらしいが、同じ本かどうかは古い話なので不明。
そのnoteには書かなかったが、私の夫は高校で知り合った人。
リアルな私と、このnote両方を知っている人なら、それを知っている可能性が高い。長くnoteを読んでくださっている人も、知っているかもしれない。
私が受験した高校は3校。全て合格した。入学した高校は、私としては第3志望。それでも夫に限らず、いろいろなことが今に繋がっている。
私の希望通り、その天文学部のある高校へ入学していたら?
夫に出会えていなかったら?
と、チラリと想像するだけでも、かなりのことが今の私には繋がらない。
ついでに書くと、「30年」の話のきっかけになった、進学についての雑談相手は子どもだった。
子どもには、私が希望通りの高校に入学した場合のビミョーさも伝えて、一緒にウケた。そのうえで、「今でもそう思うくらいだから、行きたい高校を探して準備して行け」という話をした。
noteに書かなかった、そんな事情も含めた流れに続く作品に出会えたことを、ただただ奇跡と思う。ヒトが生きているというのは、ストーリーが終わらないということらしい。
小説に関しては、読まなかったとはいえ、そのまま忘れたりもしていたとはいえ、設定を採用してくれた著者さんへのリスペクトは、ずっとある。
読まなかったのは、単純に私の気持ちの問題でしかないこと。私の事情に関わらず、その作品を楽しんだ人は多いことだろう。
今回の作品も、そんな事情を知らないまま、末永くたくさんの人に楽しまれていくといいな、と心から思う。
今回の詳細を、ここで私から書くことはないだろう。健康とはいえ、30年後に生きている体力はない。若くない私の身体は、若い頃からトーフ製。
なので、私が書くこの話は(完)とします
※ 見出し画像は、「30年」の記事の最後に入れた写真と同じ、一昨年の皆既月食のときの撮影。タイトルが「続」なので「30年」note最後に載せた写真。