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ミニチュア展+ハナトヒトトキ@目黒

友人に誘われていた「ミニチュアx百段階段」。それから当日に向かう電車で、私がスマホで見かけて気になった藤枝智美・個展「ハナトヒトトキ」。先週末、友人たちと楽しんだ。

「ハナトヒトトキ」にて
ドライフラワーではない

ミニチュア展は、カッコイイ建築模型展に行ってきたような気分もある。
いろいろな世界観が精巧に表現されていた。その世界が建築の外観や屋内空間を含むと、その建築もまた魅力的。

遠近法で縮尺に幅がある。
リアリティを感じる光景が広がっていた。
その椅子に座っていたのは小泉八雲?

「ハナトヒトトキ」展は会期終了している。木の香りに包まれながら、カッコイイ作品いっぱいの会場を楽しんだ。ドライフラワーではなくカンナで削った木材でできている作品たち。

その会場maruse b1 galleryが、百段階段の近くだったから行けたのは間違いない。
私が見かけて、展覧会キービジュアルに「わ。良い感じ」と思った偶然。
それから、友人たちも気になって話に乗ってくれたという成り行き。

偶然の積み重ねという感じだが、こちらも行って良かった。
カッコイイ栞を買って帰った。

作品も欲しくなった

このnoteは、どうまとめようかと思ったが…

会期終了した「ハナトヒトトキ」での写真は、最後にまとめて載せておく。

「ミニチュア」は、かなりの枚数を撮ったが人気のある会期中。説明なしで、何となく選んだ写真を載せておくことにする。
会場の百段階段の建具、生け花、雅叙園エントランスなど、春らしい写真は、私の冬眠を解凍するために載せておく。


まずは、建築模型を楽しんだ気分になった作品たち。
部分詳細な感じの写真では、比較対象なしで精巧なため、実在しそうに見えてしまう。
実際に見に行った人は、どんな視点から楽しんだだろう。


素敵な建築模型のような楽しさとは別に、世界観の楽しかった作品たち。

百段階段は、他の展覧会で既に何度も行っている場所。初めて入場に並んだ混み具合だったが、それでも行って良かった。

何だろう。金属っぽい。
スリットから光が漏れるランタンみたい…?
と、思いながら撮った写真

調べると、カルーセルブックとかスターブックと呼ばれる本だった。奥の四角い形から展開して、星形に変化するらしい。

スリットの奥には何が書かれていたのだろう。アーティストさんのお店BOOTHで在庫なしの本の説明には、古星図と書かれていたが。同じ本ではないような?

小さな菱餅の中に、
更に小さな和菓子らしきものがたくさん
自分がミニチュアになる大きな花

写真は映り込みが激しいために載せられないが、Knorrクノールと書かれた黄色い箱があるアンティークドールハウスがあった。

その箱にはドイツ語も。入力がささっとできないが「ただ投げる」と、後日Google翻訳できた言葉。

その場では「今もあるスープのクノール?」と思っただけが、スープは投げないだろう。味の素のサイトには、1912年クノールの定番商品、固形ブイヨン発売と書かれていた。

作品そばには1910年頃と書かれたパネルがあった。今にも続くブランドの、レトロな商品を見かけることができたらしい?

他のアンティークドールハウスでは、削掛けずりかけのようなクリスマスツリーを見かけたりもした。


会場の百段階段のレトロ建築自体も楽しい。寒い時期だが春らしい演出だった。

去年も見かけた山形の啓翁桜
天井の螺鈿細工。
青っぽい色合いや艶が、
再現されていた場所を教えていただけた。感謝

雅叙園エントランスには華やかな雛飾りだった。行列で人だらけだったので部分のみ。


「ハナトヒトトキ」の藤枝智美さんは、多くのCM・MVなど映像をデザインしてきたデザイナーらしい。展覧会やお店、ウェディング空間のデザインをしたり、いろいろな作品がある様子。

個展へ行くと決まったときには、木工での表現がメインの人ではないらしい、という程度のことしか知らなかった。が、展覧会のキービジュアルから期待した、カッコイイ展覧会を楽しめて幸せだった。


寒い日だったが、良いお天気の日。
友人たちと楽しく話しながら過ごした休日。

百段階段に行く度に、楽に階段を上がれるようになってきたなと感じる。
先週末は、その前週のライブを終演まで踊って楽しむために、少し体力とバランス感を上げていたので、今まででいちばん楽だった。
目黒の激しい坂道も大丈夫。

ただ、自分の心臓のスペック以上に動けてしまうために、軽く狭心症の自覚症状が、この目黒より後に2回あった。若い頃からトーフ製の私に無理は禁物。そうでなくても昔から呼吸が浅く、酸欠気味に生きている人。

冬眠気分で頭の中はあまり動いていなそうだ。それでも、せっかく元気に軽く動けるようになった体を壊さないように、これからもいろんなことを楽しんでいきたい。

昨日は友人の提案で、友人たちとの次の予定が決まった。