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Ichizo Yoshioka の新世界

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#エッセイ

日記的なもの 2022年12月6日

ライブ用に、演奏するしくみというか、技術的なことを考えているときがいちばん楽しいかもしれない。しばらくそんなことをやっていて、よし、これでいこう!と思ったあと、いざ曲を作ろうかとなったときに、なんとなくめんどくさくなる。ちょっとだけ気合を入れて、曲を作りをはじめてみるとけっきょくそれに夢中になる。そんなことの繰り返し。

だけど曲がまとまりそうになったときが、いちばん高揚する。それはそれで、また繰

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日記的なもの 2022年12月4日

・朝から仕事。部屋が寒い。去年までエアコンがなかった部屋。どうやって凌いでいたのかもうわからない。当たり前のようにエアコンをつける。設定温度26度。まだこれが高いのか低いのかよくわからない。快適すぎておかしくなりそう。もうだめ。戻れない身体になってしまった。

・仕事の昼休み時間に車で少し買い物に出かける。DIIVのライブ盤を聴く。DIIVは2013年のフジロックでたまたまライブを観てぶちのめされ

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日記的なもの 2022年12月3日

あと先を考えるようになった。20代のころは人一倍考えずに暮らしていた気がする。たとえば飲み会が楽しなってしまったら当たり前のように終電を逃しまくっていたし、しょっちゅう仕事もサボっていた。おかげで風邪をよくひいていたし、体調は36歳になった今の方があきらかに安定している。

飲むお酒の量は減ったことがいちばんでかい。根本的にあと先のことがすぐにどうでもよくなりがちな性格だということもあるけど、お酒

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日記的なもの 2022年12月2日

久しぶりに日中に時間が作れたので、今までやってこなかった、あるいはやれなかった方法での曲作り実験。来年は少しずつ現場でライブをしようと考えているので、それを想定して。

パソコンを使ってライブをするので、作ったオケをふんだんに使ってしまえばいいけど、ほどよくその場で組み立てることをしたい。ただ作り込みすぎると再現するのがむずかしかったり、できなかったりするので、バランスがむずかしい。

たたき台的

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Japan - Wallice

Japan - Wallice

曲名に釣られて聴いた曲。
ロサンゼルスを拠点に活動する、Walliceの曲。

Apple Music で聴いてみたら、2曲目には「日本」というタイトルの曲があって、同じ曲を日本語で歌ったバージョンだった。それだけでちょっとうれしくなってしまう。

”エモい“の最果てにあるような印象。自宅のベッドルームでギターをつま弾きながら歌っている姿が目に浮かぶ。そこから先、ストリングスの音なんかが重なって、

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Billy - Isbella

Billy - Isbella

カントリーミュージックを軸にした2010年以降のバンドは、明らかにこの人がフロントマン!みたいな存在がいない場合が多い。ちょっと気になって古いカントリーミュージックを聴いてみたら、しっかりと中心人物を据えているっぽい。これがたぶん今と昔のカントリーミュージックの違い。

俺はスターを祭り上げるタイプの音楽より、メンバー同士が音を寄せ集めあって、中心に音楽が存在するようなものが好き。この感覚はすごく

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LET’S DO IT AGAIN / Jamie XX

LET’S DO IT AGAIN / Jamie XX

音のテクスチャー、これまでの曲とはぜんぜん毛色が違うけど、この人の音だとわかる。音がしっとりしてる。

キックの音がぜんぜんイカつくない。ベースの音に輪郭を与えるだけの存在、くらいの印象。70年代ディスコファンク的。たぶんそのへんの影響がでかい。

踊らせるためのミュージックであり、リスニング用のミュージックであるという特異さは、音作りによるもの。俺はこれを聴ききながら踊っているわけではないが、聴

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STAR PRINCESS BLONDIE - Bobbie Lovesong

STAR PRINCESS BLONDIE - Bobbie Lovesong

俺このミュージシャンにシンパシーを感じている。

音楽の多くは、複数のフレーズで構成されている。そしてそのほとんどは、フレーズが一定のリズムで鳴っていて、ほかのフレーズと同期している。

楽器奏者のリズム感は、重要なスキルとして語られる。きっちりとしたビートが刻めるかどうかは、基本的な技術として要求される。その軸があったうえでわざと前乗りだとか後ろ乗りだとか、ビートにクセを持たせて、それらの組み合

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日記的なもの 2022.11.27

音を聴くというのは体験であって、音を使った芸術のことを一般的に音楽と呼ぶ。

「音楽」と聞いて、どんなものを連想するか。多くの人はポップミュージック。大衆音楽と呼ばれるもの。

この100年くらいで音楽は大衆化されて、今でもそれは加速している。流通ごと大衆化している。こんな話はこれまでもさんざん書いてきた。

大衆音楽は、直接的な体験とは少しちがう。ルールがある。たとえば歌詞という形で言葉が扱われ

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日記的なもの 2022.11.26

今考えてること。

歌もの作品をどうするか問題。サンプラー単体でにアンビエント作品をまずは作り、それを環境として扱う。それとは別にパソコンで作った音を使って、ミニマルな歌もの曲を演奏する。

できる限りこれまでやってきたことと、これからやりたいことをうまくミックスしたい。これまでやってこなかったことは、自分がうまくできていると思っていても、実はたいしてそうでもないですとあとから思うことがこれまでけ

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Follow the Cyborg / Miss Grit

Follow the Cyborg / Miss Grit

今はどうしても音楽を参考にするためという意識をもって聴いてしまう部分がある。技術的な面を除くたくなる。自然とその音楽のことを聴こうしているのかどうか、自分でもよくわからなくなるところがある。

そうなると今の自分にはあんまり関係がない音楽だと、切り捨てて聴こうと思えないものも出てくる。バンドサウンドのものはとくに、そうなりがち。

いちばんありがたいのは、人がひとりステージに立って演奏をしている様

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日記的なもの 2022.11.24

たぶんこの1ヶ月間近く悩んで考えてきた、歌もの計画をどんなふうにやるかという問題の答えというか、それっぽいものの、さらにその足がかりになりそうな方法が少し見えてきた。

けっきょくのところ、ふだん使っている Logic というソフトの、なんとなくあんまり好きになりきれないけど、いや、でもお前やっぱりあんまり非の打ち所がないよなぁ、みたいな部分を愛してやろうという前向きなのか後ろ向きなのかよくわから

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Harbor / Taylor Deupree

Harbor / Taylor Deupree

Apple Music で、好きなミュージシャンの関連ミュージシャンを辿り、好みの音楽に出会いやすくはなった。ただ、同じような音楽が次から次へと出てきて、なんとなくすぐ飽きてしまうこともある。

ど壺にハマり、だけどこれだ!思うものに辿り着かず、Apple Music のなかをうろうろしていた。だんだん自分が何を求めているのかすらわからなくなってきたころ、Taylor Deupree に出会った。

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The Triple Point of Water  / Mandrake Handshake

The Triple Point of Water / Mandrake Handshake

楽器奏者の端くれとして、音楽を演奏者目線で聴くことが当然ある。目線の種類にもいろいろあって、「このフレーズかっこいいなぁ、俺も弾きたいなぁ」みたいな目線、ライブで観客と対峙してるイメージの目線、あとはスタジオでメンバー同士が向き合って演奏しているときの目線がある。

それぞれの目線は、どんな目線で聴こうと自分が選んで聴けるわけじゃなくて、自然とその目線が頭の中にイメージとして浮かんでくるものなので

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