会社、クビになりました。
とうとう、会社から呼び出しをくらいました。
病院に行く足で、中心部にあるオフィスへ向かいます。
最近はおうちで過ごすことが多いので、少し歩くだけでも汗が吹き出してきました。(わたしは汗かき)
一年ぶりぐらいの、本社のオフィスです。
大体話の予想はついていました。
8月で傷病手当金が満期になるので、退職勧奨だろうと。
実際、部屋に入ってすぐ「退職についてなんだけど…」と上司に切り出され、わたしには復職する余地もないんだと、皮肉ながら少しがっかりしました。
会社に頼んで、就業規則に反する期間を休職していること。
それは、薄々勘づいていました。
上司の最後の情けでしょう。
そんなことを言われたら、もうこちらとしても何も言えません。
その場で、用意された退職届を書きました。
こうして、90日後に退職する難病ライターは、41日後に退職する難病ライターになってしまいました。
正直、疲れてしまいました。
どれだけ、体調が悪くなってしまったので、時短勤務や在宅勤務を希望しても、無理だと突っぱねられたこと。
去年の3月に、職場の嫌がらせで体調を崩した時に来たメールや、その後の安定しない体調の中で、次の企業の面会に行けなかった時のメールが、今読み返しても何か突っかかるものがありました。
会社はどうしても女性の派閥があります。私も過去の会社でありましたし、××以外の会社でもあります。正直、その中で上手くやっていくのは元からいる女性は先輩でもあるため愛想を良くしたり挨拶をしっかりしなければいけないと思っています。
次行くところが決まっても、現場事務所じゃない限り女性の方はいます。全て愛想ふってほしいとは言いませんが、強い心をもって負けないように仕事は仕事と割り切らないとこの先結構大変な思いをしてしまうと思います。
上司の言いたいこともわかります。
わかりますが、これ、全て上司の物差しですよね。
愛想良くしていたり、挨拶もきちんとしていたのに、無視。
書類も無言で投げるように置いていく。
その状態がずっと続いていたから、わたしの心と身体は蝕まれていきました。
強い心をもって負けないように仕事は仕事と割り切らないとこの先結構大変な思いをしてしまうと思います。
全ての人が、同じようにこのことができるのでしょうか。
仕事は仕事、負けないようにとやった結果が、痛みとなって現れた訳です。
こちらは面会の日に体調が悪く、キャンセルの連絡をした時の返信です。
おはようございます。
了解しました。
天候の問題でしょうか?それとも行くのがしんどいため体調が悪くなっているのでしょうか?
差し支えなければ教えて下さい。
あぁ、この上司には「ズル休み」という選択肢と、「疑う」という選択肢があるんだなぁ、と酷くがっかりした覚えがありました。
病気のことなんて、まるで理解してくれていなかったんだと思います。
むしろ、いじめを見て見ぬふりしていた、派遣先の主席の方がまだ体調面では考慮してくださっていました。
もう、疲れちゃいました。
だから、ハンコを押しました。
これからわたしはニートです。
ですが、蛍光灯の下でビクビクしながら働くことや、満員電車でぐったりすることはありません。
毎日ルーレットのような体調で、周りに迷惑をかけるかもしれないといったプレッシャーからも解放されます。
月収4万円の、底辺ライター。
でも、これでよかったんだと思います。
なににも縛られずに済む。
休職中は、好き勝手できていました。
そのおかげか、一度も体調を崩すことはありませんでした。
それどころか、書くことが楽しくて。
お給料は少なくても、いいんじゃないか。
そんな風に思います。
きっと、お給料が安定しないので、同棲は解消になるかもしれません。
彼には申し訳ないですが、嫌だけど、その覚悟はできています。
わたしはこのMacBookと一緒に、この命が尽きるまで、最後まで書き続けていようと思います。
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