ごきげんになる処方箋づくり|幸せ習慣⑷

こんにちは!幸せ習慣の吉野です!

本日は「自分がごきげんでいるための処方箋づくり」についてお話ししていきます。

前回の記事で、ストレスの原因には3つの欲求(生理的欲求・所属と愛の欲求・承認欲求)があり、それぞれ3つの脳内ホルモン(セロトニン・オキシトシン・ドーパミン)と相関関係にあることを解説しました。

つまり、「不安やイライラなどのネガティブに陥る原因は脳内ホルモンが正しく分泌されていないから」です。

この身体の仕組みを知っていただけたら、次は具体的に脳内ホルモンを分泌させる効果的な方法を実践していきましょう!

幸せホルモンの重要度の違い

まず、幸せホルモンには満たしていくべき順番があります。
この順番を守っていないと「何だか上手くいかないな〜」などとストレスを感じる原因になる可能性がありますので、最初に解説していきます。

3つの幸せホルモンの重要度は以下の順番です。

セロトニン >オキシトシン >ドーパミン
(健康 > 人間関係 > 自己成長)

例えば、家作りを想像してみてください。セロトニンやオキシトシンは家作りでいうと土台の基礎の部分です。

もし土台(健康・人間関係)がゼリーのように脆ければ、その上にいくら良い材料を積んでいってもいつか崩れるでしょう。
ですが、とても頑丈な土台があれば、家は何十年も保つはずですよね。

そのため、初めにセロトニン、次にオキシトシンをベースで満たしていく必要があります。

反対に、これらの基礎が満たされていない状態でドーパミンばかりを満たすことはおすすめしません。

  • 「仕事で成果をあげたい」

  • 「良い車や服を買いたい」

このような気持ちも素晴らしいのですが、これらばかりを追っていると、脳は常にギャンブルをしているような状態です。

そうすると、健康や人間関係がおろそかになり、いつか崩れてしまう可能性があります

反対に、健康を第一に作って、奥さんや子ども、友人関係が良くなれば、より体力が出て元気に仕事ができるでしょう。

では、ここからはセロトニン >オキシトシン >ドーパミンの順番で具体的な満たし方を解説していきます。

セロトニンの満たし方

セロトニンを満たす方法として手っ取り早いのは、「早く充分に寝ること」です。または、「朝や日中に散歩をすること」です。

これらの効果としては、以下のようなものがあります。

  • 気持ちや体がスッキリする

  • 日中に眠くならない

  • 仕事中にボーッとしなくなる

ただし、効果が目に見えて実感できるまでは1、2週間くらいはかかってきます。

オキシトシンの満たし方

オキシトシンを満たす方法は、「悩みを誰かにシェアすること」です。または、「ありがとう、と伝える頻度を増やすこと」です。

どんなに小さなことでも良いので、きちんと話を聞いてくれる人に話してみましょう。

また、「ありがとう」はただ言うだけでなく、相手に体を向けて心から相手のことを思って伝えるということが重要です。

弱いところを見せたり感謝を伝えていったりすると、オキシトシンがたくさん分泌されて、心が安心していきます。

ドーパミンの満たし方

ドーパミンを満たす方法は、「自己成長に繋がるような行動をすること」です。たとえば「少しハードな運動や筋トレ」「読書」「仕事」などです。

目に見える変化や頑張った結果が見えることをやっているとドーパミンが出てやる気や幸福感を上げてくれます。

そのため、運動をして体型がスリムになったり、筋肉が付いたり、インプットして趣味や仕事に繋がったりする時の嬉しい感覚が大切です。

その他に趣味などで自分で取り組んでいて「楽しいなぁ〜」と思うものであればOKです。

3つの幸せホルモンを満たしていくと

セロトニン・オキシトシン・ドーパミンが満たされて土台がしっかりしていくとメンタルが安定してきます。

これらの処方箋で脳内ホルモンは蓄積されていきますので、あなた自身のごきげんもある程度良い状態を保ったまま生きられるようになります。

そのため、またメンタルが落ち込むことがあっても、この3つのホルモンの習慣をある程度習慣化させると、メンタルもコントロールしやすくなります。

どれだけ調子が良くてもメンタルの上がり下がりは必ず起こりますので、いつも完璧でいる必要はありません。

あなただけの回復方法と習慣を知っておけば大丈夫です。

そうして、ごきげんでいる時間を長くして人生全体も充実して過ごしていきましょう!


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