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mitomok
俳句|同じ月を見ていたら
十六夜に影射す妖異式部の非凡
十六夜の怪異式部の筆は冴え
十六夜杯の、『同じ月を見ている』で思い出したのは、空を見あげる時、たまに「この空は紫式部の見た空と同じ色か。縄文人とかも」などと考えることです。生物でも無生物でも構わないのですが、なるべく時代の違う存在が、この同じ場所で同じ空を見ていたならば、それが同じ色ならば、なんとなくシンパシー的なものを感じるかも、などと思ったりします。
紫式部を連想したので、『源氏物語』+十六夜=夕顔。怪奇を描く式部の筆の冴え(『冴える』は冬の季語ですよね)を、讃えてみました。
非凡といえば、alohaさんの、こちらの句を思い出します☆
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