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ここにも西望さん。

北村西望とは、長崎県出身の彫刻家である。ドーン。
(ご存知の方も多いのかも知れませんが、恥ずかしながらわたしは数ヶ月前まで知りませんでした。滝汗)

作品としては、長崎市の平和記念公園にある平和祈念像が有名なのかも知れませんが、、そんなに詳しくないですすみません。

長崎県出身の彫刻家ということもあって、長崎をウロウロしていると、思いがけず彼の作品に出会うことが多いことに気づきました。

長崎をウロウロする際は、探してみませんか。
ウォーリーを探せより簡単なのに、楽しいです。


数ヶ月前にたまたま西望記念館を訪れて、北村西望というひとと、その作品を認識しました。

その後、彫刻作品を見ると「これは西望さんの?」と意識するようになったのですが、

西望さん確率、なんとだいたい90%くらい。(主観です。なんの当てにもならない数字です。)

この数ヶ月間に気づいただけでも、記念館のある島原城を筆頭に、長崎市の諏訪神社や中島川沿い、長崎県庁、五島市など長崎のいろんな場所で、
北村西望さんの馬やライオン、女神像などに遭遇しました。

なかでも印象に残っているのは、こちらの作品でして、少し紹介させてください。

五島市玉之浦町にある祷の女神像

どことなく、平和祈念像とお顔が似てらっしゃいます。

きちんとお伝えしたいので、引用させていただきます。

    大瀬崎断崖の駐車場から大瀬山への道を登ると、頂上に祷りの女神の像と鐘が建立されています。
 これは太平洋戦争中、沖を出る船から大瀬崎を見納めの地として南方戦線に赴き、再び祖国の地を踏むことができなかった多くの将兵の霊を慰めるために建立されたものです。
 美しい女神の像は、長崎市の平和公園にある平和記念像で知られる北村西望氏作。また、女神の像の横にある鐘は願い事を叶えてくれる鐘として密かに語り継がれています。

五島市観光協会サイトより

現場にも説明文がありました。

わたしは、この建立されるに至った経緯と、この像と、この像の立つ場所からの景色を眺めていると、言葉にできない思いで、胸がいっぱいになりました。

大瀬山からの景色

西望さんの芸術観として、

わかりやすさ第一に 好き嫌いは相手まかせ

西望記念館展示物より

ということばがあります。

個人的に、彫刻は絵画に比べてどこかとっつきにくく感じていたのですが、この言葉と、長崎の風景に溶け込む北村西望氏の作品を見るにつけ、
じんわりとですが、彫刻っていいなあと感じるようになってきました。

あ、仏像についても語りたくなってきましたが、それはまたの機会に。。

以上、久しぶりにただただ好きなものを語りたいだけの記事でした。

最後まで読んでいただき誠にありがとうございました。


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