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74.岐阜県高山市の魅力

先日、一泊二日で岐阜県高山市を観光した。
この状況下、旅行という旅行には一年以上行けていなかったので、行き先を居住地から車で移動しやすい距離にある岐阜県に決定し、息抜きをすることになった。

ほんの一部に過ぎないのだけど、初めて訪れた地域の魅力をぐぐぐっと凝縮して楽しんだので、今回は岐阜県高山市をご紹介!

・高山市内〜古い町並み

高山駅から徒歩12分程、水の澄んだ宮川を越えると「古い町並み」がある。商人町として発展した、高山の上町・下町を古い町並みと呼び、造り酒屋や伝統工芸のお店、菓子屋やお土産屋が軒を連ねている。昼間は観光客で賑わう古い町並みも、夕方〜夜にかけては静かでノスタルジー溢れる雰囲気を醸す。

鍛冶屋橋から望む宮川
飛騨高山の代表的な橋である中橋
夕暮れ時の古い町並み
裸電球がノスタルジックな夜の古い町並み

・リスの森 飛騨山野草自然庭園

高山駅から山間へ車で約15分、シマリスやエゾリスとふれあうことができる「リスの森」へ。リスが放し飼いにされている園内(天井付きハウス)に入ると、あちらこちらでリスが走り回っている!入場時、100円で購入できるリスのご飯を手に乗せて近くに寄ると、人懐っこいリスたちが手からご飯を食べてくれた。(エゾリスは肩や背中にぴょん、と乗ってくるので、リスとのふれあいを存分に楽しむには最高の場所)

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手から餌を食べるエゾリスたち
警戒心の強いシマリスも近寄ってくる

・高山グルメ

高山ならではの飛騨牛や漬物を使用したグルメを堪能。高山ラーメンやみたらしだんご、夕食は飛騨名産を食べられる居酒屋でいただく。

古い町並みには食べ歩きに向いた軽食がたくさんあるので、高山に着いたらまずグルメを堪能!といった点では手軽に食べられるのが魅力。

飛騨牛の握り寿司(赤身)@御食事処 坂口屋
飛騨牛の甘味が絶品 @飛騨牛まん本舗

夕食は「居酒屋 ヒダやんさ」さんへ。
飛騨グルメが堪能できる観光客向きの居酒屋。古い町並みで食べ損ねた飛騨牛の串焼きやコロッケ、高山名物の漬物ステーキを美味しくいただく。(地酒「山車」を呑みながら、カウンター席で女将さんたちや地元の常連さんとのお話が楽しいひと時でした)

・光ミュージアム

高山駅から車で約10分。
美術展示から人類史展示、飛騨地域の歴史から世界の文明まで壮大なスケールのミュージアム。広い空間を贅沢に使用した豪華な展示は、見応えたっぷりで短時間で巡るのは難しいほど。現在は北大路魯山展も実施中。(ゴッホやモネ、その他国宝など常設の展示品もメジャー級!)

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広大なエントランス
入場口の装飾も美しい
広々としたピラミッドホール
中庭にあるピラミッド(ホールの吹き抜け天井)
窓の数は365個

・みんなの森 ぎふメディアコスモス

▶︎詳細情報はコチラ(岐阜市内)

岐阜県の市立中央図書館。
以前、益田ミリさんの漫画エッセイ「今日の人生」に登場し、実際にミリさんがこちらの図書館に通うためだけに岐阜市に滞在された物語が掲載されていた。(それを読んで以来ずっと訪れてみたかった場所で、高山市からの帰り道、岐阜市内へGO!)

図書スペースにはクラゲのようなグローブが幾つも吊り下げられ、総合窓口や新刊紹介コーナー、読書スペースなどそれぞれ区画されている。座席数910席という規模でありながら全く窮屈さはなく、むしろ読書に集中できる環境が保たれていた印象。家の近くにあったら毎週来てしまうな〜、と羨ましくなった。(この日は晴天で暖かく、テラス席でのんびり読書をしている方が多かった)

***

高山市は3000m級の山々に囲まれ、ゆったりとした時間が流れる街だった。ある地元の方とお話する機会があり、その方は他県から高山市へ移住して30年目になるという。高山市の魅力を伺うと、人の優しさ、そして街全体がゆったりとしているところだと教えてくれた。

実際に訪れてみないとわからない土地の魅力に出会ったり、ガイドブックだけでは知り得ない発見などがあるので、知らない街に行くことは本当に楽しい。旅行を経て自宅に戻った時、ほんの少し新しい視界が広がっている。旅行の豊かさは、旅行中の楽しさと、帰ってきてから残るものにある。出身地でも居住地でもない、「好きな街」をもっと増やしていきたい。

おわり

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*OSUSUME*

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