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76.「書く」を休んだ数日間

noteを初めて以来、「書く」という習慣が身近になった。1ヵ月間、毎日投稿チャレンジをした時は書くテーマに悩んだり、何を書いていいかわからない!という状況が多発していたけど、最近この週2~3で更新するペースは「書きたいこと」が書きやすいと感じた。

実際にはテーマを決めて、書きたいことをざざざざざっと書き出していく。この時は言葉も重複も意味も、ばらばら。文字量も膨らむし、内容もまとまらない、ものすごいヘンテコな形をしていることが多い。それを数日掛けて、言葉や表現を直したり消したり、必要な場合は見出しを分けてみたり、入れ替えてみたり、推敲を重ねていく。そうして完成品ができる。

***

先日の二連休。
一日目は身内のお祝いの席へ招待され、ランチでお祝いをする。
二日目は完全な休日。急に思い立って衣替えをし、不要になった洋服たちをリサイクルに出しに行く。黄砂や埃、花粉のようなもので汚れた車を洗車しに行き(ドライブスルー洗車の車内からの眺めが最高に大好き)、ピカピカの車に気分が良くなり、帰りにショッピングモールに寄って新しい服とアイスを買って帰宅。衣替え、洗車、買い物、すっきりした一日を過ごした。午後から夕方まで時間があったのだけど、本を読むにも集中力が途切れてしまい、ホットカーペットをごろごろ。もちろん、そんな時は文章を書くこともできず、どこから湧いてきたかわからない罪悪感に見つめられながらごろごろ。「そんな日もある、仕方ない、人間だもの」、と自分を納得させる。

それから数日、今こうしてぼちぼち文章を書いている。文章が書けない時のもやもや、何も考えが浮かばない感じ、書かないことへの罪悪感は何なのだろう? 書くことは強制的なことではないのに、書くことを休んだ時の焦り。たった素人でこんな気持ちになるのだから、書くことを生業としている方々の重圧はとんでもないものに違いない。

以前は仕事でばりばりとエクセルを使用していた(叩き込まれていた)。嫌々でも苦手なりに毎日向き合っていると、他の人より知っていることが増えたり、使い方の効率がわかってきたりして嬉しかった。今ではエクセルのとても便利な使い方を忘れてしまったが、物事は何であれ「積み重ね」なんだろう、と思う。以前、こんな記事も書いた。


Instagramであるアカウントを発見した。
その名も『オムレツ練習動画 オムログ』
一回目からオムレツを焼く動画が公開されているのだけど、室内の気温や湿度が表記され、火力やフライパンの振り方、材料の配分などを細かに調整しながら、日々オムレツ作りに勤しんでいる方がいる。オムレツで埋まった真っ黄色の画面に衝撃を受けつつ夢中になり、そしてどんどん上達していく美しいオムレツに感動。どんなに上達しても、たまにご本人的にうまくいかない日があったり、完璧なオムレツ作りにはかなりのコツが要るようだ。

延々とこちらのアカウントに見入って、やっぱオムレツ作りも、文章を書くことも、エクセルも、料理も家事もなんでも、積み重ねなんだと感じた。数を熟せば勝手に上達する、という訳でもなく、「うまくなりたい」って気持ちを継続させることが大事なんだろうなぁ、って。

ちょっと書くことを休んで、また書き始めた。
オムレツみたいにつるんとして温かい、柔らかい質感の文章を書きたい。焦らず競わず、マイペースで完璧なオムレツを目指す。

おわり

いつも記事を読んでいただき、ありがとうございます。「スキ」を押していただいたり、フォローしてくださる皆様、コメントをいただけること、心より感謝です。今後共、よろしくお願いいたします ⚘⚘⚘

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