「休息」について考える
こんばんは、ほの香です。
今日は、むしょく大学の講義「あなたやわたしの休息について考えるby休息デザインラボ」に参加してきました!
講義の内容は、名前の通り「休息」について。
自分達にとってどんな時間や機会が休息にあたるのか、対話しながら考えました。
講義でまず印象に残ったのは、「休息」の概念。
皆さんは「休息」というと何を思い浮かべますか?
私が最初に想像したのは、休日や睡眠など「仕事をしていない時間」でした。実はこれ、日本人にありがちな思考なんだそう。
本来「休息」というのは多義的な言葉です。
英訳すると、rest, refresh, sleep, take a day off などなど、沢山の表現があり、それぞれ少しずつニュアンスが違います。
しかし、日本人は「休息=break」と考える人が多いそう。
「break=止める」という意味ですが、日本人はその勤勉さゆえ、「働く」をベースに「休む」を捉えがちなのだといいます。
「働く」をベースに「休む」を捉える。
もしかしたらあまりピンと来ない方もいるかもしれません。
例えば、「仕事を頑張りすぎて体調を崩し、長期の休暇をとることになった」状況を想像してみてください。
時間はあり余っている。この時あなたはどうするでしょうか?
「仕事に役立つ資格をとっておこう」と頑張ってしまう。
もしくは、「気力を養うために旅行に行く」など、無意識に「復職後のこと」を念頭において動いてしまう。
こんな風に、「働く」の小休止としての「休息」という考え方に、真面目な人ほど陥りやすいと言います。
もちろん、これが悪いわけでは全くありません。
でもそのうえで、講師の先生は「仕事・休む」だけでなく、「自分の生活」を大切にしてほしいとアドバイスをくれました。
「自分の生活」を大切にする。
これは「金銭・時間等の縛りがない状態で、自分がどんな生活がしたいか」を考え、部分的にでもそれを実現することだそう。
実現しようと思うと中々難しい話ですが、もしできれば人生が少し楽しくなりそうですよね。
でも、自分の理想とはいえ何事もやりすぎは禁物で、「気持ちよく止められる程度」「終了後に極度の疲労に陥らない程度」を目安にするのが重要。
私も今日の学びを心に留めて、「生活」「仕事」「休息」のバランスをとりながら、心身ともに健康に、これからも頑張っていきたいと思いました!