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読書ができる喜びですよ

 応募後、だんだんと現実世界になじんできました。毎度の執筆期間は頭の半分くらいは作品世界にいっちゃってますから、戻ってくるのもなかなか大変なものです。長旅から帰ってきたときみたいでおもしろいけど。

 そうして本が読めている。ようやく読めている。もう夢中で貪ってるところ。飢えてたんでしょうね、自分が書いたもの以外の文章に。活字を追うのがもう楽しくて楽しくて。しあわせよ。

 そうやって読んだら書評やらレビューやら書けばいいかもしれん。読んでおいて自分の足しにだけする、というのが少し疑問に思えたのだ。世にいい本は多い。それを誰かに教える、っていうと偉そうなんで、紹介する、共有する、みたいなことがよろしいかしらね。

 そんで予約してて昨日届いた本はこちら。


 あたくしも積ん読については引かれたり驚かれたりする身、これは他人事じゃねえぞってことで買い求めた。ペラリとめくれば、おおう、同志たちよ、友よ、やっぱ積んじゃうよねぇ。こちら読んだら何かレビュー書こうか。

 その昔、読了したらレビューをいちいち上げていたことがあり、そういうのが読書の推進力になるのは体感的にわかっている。読みたいのを超えて読まなきゃいけない状態に身を置くのだ。多読すべきあたくしによし、レビューが役に立てばあなた方にもよし。そういうのやりましょか。読書の秋とやらだ。

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