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金井たちの夜 note6周年記念号
金井A:はい。
金井B:ええ。
金井A:バッジをもらって、何かこう、複雑ですけど。
金井B:喜んでおけばいいんじゃないの。
金井A:六年もnoteにいるんだよ。ずっとパッとしねえ感じで。
金井B:好き勝手書いてるからウケが悪い。反応がしづらい。
金井A:ええ……。
金井B:何々を書きます、みたいなテーマがあったほうがいいんでしょう。
金井A:我々これ、雑記だからね。
金井B:チラ裏ね。
金井A:死語じゃない?
金井B:チラシの裏に書いとけって、もう死語か。
金井A:時は残酷なものです。
金井B:六年経ってるからね。
金井A:えー、じゃあnoteでの書きものや、その他のね、六年の総括を。
金井B:ごめんそれすげえ疲れる。
金井A:疲れるのか。
金井B:いいこともあったけどさ。思い出せ、逢えた命を、みたいなことも。
金井A:中村一義になっちゃうのね。
金井B:中村君は最高だろ。
金井A:ま、悪いことは忘れちゃいましょう。
金井B:今夜のイカれたメンバーを紹介するぜ!
金井A:やめなさいよ。
金井B:そうね。やめよう。余計疲れる。
金井A:しかし六周年記念がこんなにもグダグダでいいのか。
金井B:いいんじゃねえの。余裕ないし。
金井A:勉強してるんですよね。
金井B:捗らねえ様子で。落とすぞあれ。
金井A:環境がね、よくないから。
金井B:もうかわいそうになってくるよ。不憫だよ。
金井A:たとえばさ、人間が一律に幸福である世界がいい。
金井B:一律だったら人間じゃねえけど。
金井A:そうか。
金井B:コンピュータじゃないからねえ。そこに人間のおもしろさがある。
金井A:個性?
金井B:個性個性。特性とかそういうのも。
金井A:それをおもしろがるなら、心理学やりたいわけだわな。
金井B:まあ、人間について詳しく知りたいんだろう。
金井A:宇宙人目線かな。
金井B:人間がわからないから考えるし、疑うし、悩むし、研究する。
金井A:小説家だ。
金井B:ここに小説家宇宙人説を提唱するものであります。
金井A:朝だよ。
金井B:メンタルの回復に時間食って。その上でこうやって記事書いて。
金井A:湯水のように時間を使ってるね。
金井B:愚かな話だ。なぜ勉強をしないのか。
金井A:一撃で特一級とったるっていってたよね。
金井B:とれるかとれないか。
金井A:とれるほうに三十円。
金井B:二級止まりに五十円。
金井A:五十円とはまた、大きく出ましたなあ。
金井B:駄菓子屋でアイスが買える。
金井A:アイスねえ。
金井B:食ってりゃいいんだよアイスを。
金井A:さて、本体の人の腰が痛いらしい。
金井B:何時間座ってんだよ。
金井A:過集中になるからね。長短あるけど。
金井B:小説に没頭できるという点ではメリットだな。
金井A:ゾーンとかフローとかね。いいと思います。
金井B:また次も書くのかね。小説。
金井A:結果次第だと思うけど。いや、合否どちらでも次を書くかな。
金井B:先生の次回作にご期待ください。
金井A:打ち切りじゃん。
金井B:俺たちの冒険はまだ始まったばかりだ。
金井A:それも打ち切りじゃん。
金井B:まあともあれがんばりましょう。努力は裏切らないってね。
金井A:いろいろとね、やるしかないな。
金井B:腰も痛いことだし。
金井A:じゃあこのへんで。
金井B:あぇ。六周年おめでと。
(おしまい)
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