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「わたし」が変われば「世界」が変わる

嫌われる勇気 No50 誰が、いつ、始めるのか?

大好きな嫌われる勇気の読書感想文も、最終回となりました。

名残惜しい、実に名残惜しい…

そうなんです。この本、読み終わった時にちょっと、寂しくなってしまう…

そんな本、あまり出会ったことなかったのです。

どうして寂しくなるのか。それは、多分、この本が”居場所”になってしまったからかもしれません。この本という場所に共同体感覚を感じてしまった。そういうことだと思います。

でも、幸いにも、この世界は、”本”です。いつでも戻れるのです。

でも一番良いのは、戻らなくても良くなること。

そう、この本よりも外側のより大きな共同体の声を聴いた時、もうこの本には戻らなくても良くなるでしょう。

哲人は言います。

「わたしは長年アドラーの思想と共に生きてきて、ひとつ気がついたことがあります」

青年は、興味津々に、多分、ちょっとニヤニヤしながら、訊きます。

「なんでしょう?」

2020.7.12挿絵用

哲人は、言います。

2020.7.12挿絵用2

わたしの力は計り知れないほどに大きい

世界とは、他の誰かが変えてくれるものではなく、ただ「わたし」によってしか変わりえない

そして、繰り返すのです。

誰かが始めなければならない。他の人が協力的でないとしても、それはあなたには関係ない。

わたしの助言はこうだ。あなたが始めるべきだ。他の人が協力的であるかどうかなど考えることなく。

ありがとうございました。

是非、「嫌われる勇気」読んでみて下さい!!


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