「わたし」が変われば「世界」が変わる
嫌われる勇気 No50 誰が、いつ、始めるのか?
大好きな嫌われる勇気の読書感想文も、最終回となりました。
名残惜しい、実に名残惜しい…
そうなんです。この本、読み終わった時にちょっと、寂しくなってしまう…
そんな本、あまり出会ったことなかったのです。
どうして寂しくなるのか。それは、多分、この本が”居場所”になってしまったからかもしれません。この本という場所に共同体感覚を感じてしまった。そういうことだと思います。
でも、幸いにも、この世界は、”本”です。いつでも戻れるのです。
でも一番良いのは、戻らなくても良くなること。
そう、この本よりも外側のより大きな共同体の声を聴いた時、もうこの本には戻らなくても良くなるでしょう。
哲人は言います。
「わたしは長年アドラーの思想と共に生きてきて、ひとつ気がついたことがあります」
青年は、興味津々に、多分、ちょっとニヤニヤしながら、訊きます。
「なんでしょう?」
哲人は、言います。
わたしの力は計り知れないほどに大きい
世界とは、他の誰かが変えてくれるものではなく、ただ「わたし」によってしか変わりえない
そして、繰り返すのです。
誰かが始めなければならない。他の人が協力的でないとしても、それはあなたには関係ない。
わたしの助言はこうだ。あなたが始めるべきだ。他の人が協力的であるかどうかなど考えることなく。
ありがとうございました。
是非、「嫌われる勇気」読んでみて下さい!!