導きの星
嫌われる勇気 No49 人生の大きな指針
導きの星の正体は…
「その星はどこにあるのですか?」と青年はズバリ訊きます。
そんな星はあるのか?哲人は、もったいぶらずに言います。
「他者貢献です」
ズバッときました。ズバッズバッっと。
「あなたがどんな刹那を送っていようと、たとえあなたを嫌う人がいようと、他者に貢献するのだという導きの星さえ見失わなければ、迷うことはないし、なにをしてもいい。嫌われる人には嫌われ、自由に生きてかまわない」
青年は言います。
「自らの上空に他者貢献という星を掲げていれば、つねに幸福とともにあり、仲間とともにある!」
その星さえ見失わなければ、なんだって出来る。
例え、寝たきりでも、ひきこもりでも、自分なんて生きていても仕方ないと思った夜でさえ、他者貢献という導きの星さえ見失わなければ。それで良い。