個として自立する

　昔の日本は個を出せば村八分になり生きづらかったという。しかし村や街は人を養えなくなっていった。そして今、国も人を養えなくなってきている。

かつての時代
　かつて、東大を出て一流の銀行に入れば安泰であった。受験勉強をすれば国が保証し、そうしたカテゴリーに個性を嵌め込もうとしていた。

　しかしその間違いに気がつけば、自分の生き方、自分の収入を得る方法と向き合える。

一人一人顔は違う
　自分の生き方もきっと、人それぞれ顔が違う様に’私のものがあるのだと’いう事に気がつき、道が開ける。

　画一的な人間を求める組織への依存が崩れて行き’答え’や’信じるもの’は結局自分自身ということに気がついていく。

結ぶ能力
　我々霊長類は犬や猫と違い、あるものとあるものを結び進化させる能力がある。例えば、古い建物と新しい建物の発想を結び、リノベーションという進化を遂げたり、東洋と西洋の文化交流でイノベーションを起こしてきた。人は想像して、新しい事を創造することができ、その事により進化してきた。

新しい川の流れ
　トランプはメキシコやカナダ、中国に対し関税を交渉の道具として使い、それを日本の主要なメディアはあたかもトランプが孤立していくかの様に報じる。しかし再び独立に成功しつつあるアメリカは、今までの依存やカルテルから抜け出すことを、促している様にも見える。

　そして、今の日本政府は’生きている自覚’や死生観が麻痺している様に見える。そのため内閣には覚悟がなく、総理大臣の姿勢や表情、仕草は悪い。あたかも水が枯渇し、その川はすでに情報という水が流れていない。

　我々個人はそうした国家や組織への依存から自立し、自分の良さや夢中になれる事と向き合い、仲間と交流することで進化できるのではないだろうか。新しく流れ始めた川の流れに乗り、限られた人生を楽しもう。