「少女は卒業しない」を観た
何の接点も無い女子高生の話か~と迷うが
河合優実はどれもこれも良かったし監督中川駿の短編
「カランコエの花」とても良かったし「桐島、部活やめるってよ」
原作者朝井リョウだしで観ることに
これは良かった~
作品のタイプからして邦画本年度ベストワン確定かと。
私のですけどね
校舎壊すの決まってる高校の卒業式までの2日間を4人の生徒の
独立したエピソードをバラバラと。
原作は短編集らしいのでなるほどかな
鑑賞後にタイトルの重さ感じる。
高校生活での自分と大切な人との爪痕残したい。
たとえ物理的に校舎が消えても時間は過ぎ去っても「私は卒業しない」
と言って立ち止まるのではなく前に進む。けれどこの時間は私の中では
永遠なので「卒業しない」です
こういうの多くの高校生が思うだろう事で中にはハードなエピソードも
有りますけど個々に特別感はそんなに無いのに何でここまで響くのかと
鑑賞後に考える
そして思うのは時間の長さを感じるからかもしれない
映画は二日間でも彼女達の時間はとても長くスクリーンには映っていな
い時間に思いを馳せる
高校三年間、中には中学からの六年間を感じその思いに卒業でケジメを
付ける4人
この長い時間の重さと潔さと相手思う思われの繊細な心に涙腺崩壊
映画としても進むに連れ緊張感増して二つのエピソードが触れ合う瞬間も
有ってまぁ素晴らしいです
女優陣は皆良かったですけど男性陣では佐藤緋美と藤原季節ですかね
藤原季節の優しさ溢れる声で閉じる本のエピソード
サラブレッド佐藤クン数本観ましたけどやはり何か持ってるように思う