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上質ウール格子柄・記
見た瞬間に魅せられてしまう生地がある。
この方(195教室の生徒さま)のすごいのは、
195と出会う前から、
そんな素材との出逢いの大切さを、
感じて知っていた。
よほどの「服好き」である。
上質な素材を、
作る術も知らないのに、
集めてしまう。
だから、
レッスンはじめの頃から、
「魅せられた布」がたくさんあって、
作りたいものもたくさんあって、
次はコレ、
次はこれ、と
毎日がレッ
ずっと好きだったファッションだから今からのワードローブは自分で作る
195レッスンの目的はさまざまなのはいつも書いている通り。だから、個人レッスンはやめられないって思うのですが。
またまたはっとしたけど凄く基本な生徒からの視点。それはいつまでも自分らしく生き生きと生活するために、ワードローブを自分で作るというもの。
私自身実は数年前から、195活動の目的の多くを占めているのが
60歳から最後までの自分のワードローブを完成させる事。
今年の誕生日を迎えてその
ギャザージップブルゾン
生徒持参の“パンチのある柄の麻素材”で作ったギャザージップブルゾン。
イメージを感じ取って相談しあって製図して、ひとつずつ作っていきました。
制作中の会話から細かい仕様も選択して。試着できるくらいになって袖を通すと予想以上に具現化ができていて気分もアガる!そして本当にお似合い!
私だけでは絶対にできない(麻でこんなギャザー考えられなかった)2人の時間が作ってくれたアイテムです。
服選びの楽しみを流行から自分たちの手に取り戻そう
レッスン後記〜2022-3-22 Oさん〜
地球の未来にとって正しい事なのか、 自分以外の他者にとって正しい事なのか、 正直な自分にとって正しい事なのか、 この問いは、今生きている間中ずっと 隣にいる問題です。
そんな毎日でも、気分の上がる服を選び続けることは とても大事で必要なこと。 歴史上で学んだ多くの苦難が、 一気に現実となっているような今、 それでも冷静で正しくあろうとしたら、 服選び
レッスン後記 〜2022.2.22 Kさん〜
“自分が本当に着たいもの”を作る195レッスン。 今日は、前々回のレッスンで作った“目の覚めるようなパンツ”をスタイリングして。
ずっと前に買っていたけれど、 なかなか制作に至っていない生地。 ソーイングレッスンの方は、 そんな生地をお持ちの場合が多々あります。
何回か回を重ねるごとに お互いの心がもっと自由になって、 昔のそんな生地を思い出して。 今思い出したという事は、 きっと何か理由が
もし鏡がなかったら、世の中は変わっていただろうか
2017年11月30日(木)、ディレクターの鈴木郁子が青山学院大学にて講義を行いました。
講義テーマ「もし鏡がなかったら、世の中は変わっていただろうか」
※こちらは195modèle公式サイトに掲載された記事を再編集したものです。
学生のレポートの一部をご紹介します。
消費文化の次のファッションは、人の心に沿ってくるといいと思いま
レッスンの記録#3「好きなものを集めたジャケット〜それから〜」
2021年もあと少しというところで仕上がった【好きなものを集めたジャケット】の生徒から、嬉しいお便りが届きました。
そのジャケットがどんな女性の手から出来上がったのか、以前にも書きましたが、今回のお便りは、ご本人からの制作途中の想いを綴ったものでした。
ジャケットの一部の素材はすでに手にしていたものの、合わせる生地やボタンを探しに大阪まで行ったこと。地図を見ながら知らない土地へ行くのは苦手だっ
レッスンの記録#2「生地との出会いは突然に、そして必然」
195レッスンを始めて1年弱。バッグ、スカート、ワンピース、パンツ、コートと好きな服の具現化を楽しまれているKさん。
195レッスンをはじめる前から布屋さん巡りをしていて、布愛溢れる良いお店もご存知で。カタチになっていない布が少なくない数お持ちのご様子。
大物のコートが終わった後に、次は最近購入した格子ウールの生地でジャケットを作ろうとある日のレッスンを終えた。
ところが次のレッスンまでに連
レッスンの記録#1「好きなものを集めたジャケット」
今日またひとつ、 生徒の“自分にしか作れない服”が完成しました。なんと本格的な作り方のテーラードジャケットです。
レッスンは、回数も頻度も作りたい内容も全て生徒からの提案が元になります。 この生徒は(コロナでなければ)月一で、初めの頃は月3くらいでしたが、服作りに慣れてからは、 宿題もからめながらの月一ペースに落ち着いています。スタートさせてから6年半くらいになります。大学で少し習ったとはいうも