195LESSON / イチキュウゴレッスン

「自分の中の“ホンモノ”」と出会う個人レッスン / 子どもの服育から大人のステップアップまで / 東京⇄広島 / 公式サイト:https://195modele.com / instagram:@195_lesson

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    生徒の作品をまとめたマガジンです。

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    レッスンの記録をまとめたマガジンです。

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    広島のタウン情報誌“Wink”にて連載中のコラム「私と女優と人生と」をまとめたマガジンです。女優の姿を通して「ホンモノの大人とは?真の女性の美しさとは?」をお伝えしていきます。

  • 195LESSONってなに?

    195LESSON(イチキュウゴレッスン)ってなに?そんな疑問を解決してくれる記事をまとめています。はじめましての方にもおすすめのマガジンです。

最近の記事

上質ウール格子柄・記

見た瞬間に魅せられてしまう生地がある。 この方(195教室の生徒さま)のすごいのは、 195と出会う前から、 そんな素材との出逢いの大切さを、 感じて知っていた。 よほどの「服好き」である。 上質な素材を、 作る術も知らないのに、 集めてしまう。 だから、 レッスンはじめの頃から、 「魅せられた布」がたくさんあって、 作りたいものもたくさんあって、 次はコレ、 次はこれ、と 毎日がレッスンでも追いつかない、くらい。 私と出会ってからは、 さらにその追求が加速して

    • ずっと好きだったファッションだから今からのワードローブは自分で作る

      195レッスンの目的はさまざまなのはいつも書いている通り。だから、個人レッスンはやめられないって思うのですが。 またまたはっとしたけど凄く基本な生徒からの視点。それはいつまでも自分らしく生き生きと生活するために、ワードローブを自分で作るというもの。 私自身実は数年前から、195活動の目的の多くを占めているのが 60歳から最後までの自分のワードローブを完成させる事。 今年の誕生日を迎えてそのラストスパートに気づき、ヘアスタイルや肉体改造にも今まで以上に気にしている最近。

      • マンツーマンで作るブラウス

        生地選、パターン、製図、裁断、縫製びまで全てマンツーマンレッスン。 少しずつでも確実にすすむ、自分だけに似合う服。

        • 初めてのミシン

          今回は、中学校の家庭科でパジャマを作った以来という方の新しいレッスン。 最初は控えめに、自分の“好き”を話していたけれど、いざレッスンとなって「自分の好きに没頭した方がいい」と私が応援すると、どんどん出てくる“好き”なもの。 家で眠っていたキラキラの飾りもつけて、グッとその方らしくなってる。はじめに用意した持ち手にももっと工夫したくなるくらいに。こんな風に、どんどん自分になっていくレッスンなのです。

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        記事

          ギャザージップブルゾン

          生徒持参の“パンチのある柄の麻素材”で作ったギャザージップブルゾン。 イメージを感じ取って相談しあって製図して、ひとつずつ作っていきました。 制作中の会話から細かい仕様も選択して。試着できるくらいになって袖を通すと予想以上に具現化ができていて気分もアガる!そして本当にお似合い! 私だけでは絶対にできない(麻でこんなギャザー考えられなかった)2人の時間が作ってくれたアイテムです。

          “私だけが知っている魅力”に人は恋をする。あなたは親密な関係を持っていますか? ファニー・アルダンの場合。#ジュヌセクワ

          “自分の人生を生きる”ために、服はもちろん、価値観さえも自分で選ぶことをレッスンしている195教室。 これは、あるひとりの監督によって確立されたといっても過言ではない私の仏映画好きと関わりがあるのだと感じたのは、つい最近のこと。 “頭を働かせること、屈しないこと、人を笑わせること、軽やかに振る舞うこと。深みのあることをさりげなく言う術を心得ている稀有な知性の持ち主”と言われたフランソワ・トリュフォー監督である。 今日は、そのトリュフォー監督に見いだされ、愛された女優ファ

          “私だけが知っている魅力”に人は恋をする。あなたは親密な関係を持っていますか? ファニー・アルダンの場合。#ジュヌセクワ

          最強の“境界線”を手に入れた自然なまなざし。ソフィー・マルソー

          なんでもない毎日を、少しでも楽しくするには、“境界線を自分で決めること” だと私は思っている。マイルールと言ってもいい。大きなことでなくていい。 本来の目的を忘れてしまったような「日常」の動作に、「ここまで」という境界線を引く。それを意識する、ということだ。 ファッションでの境界線とは、ずばり『ネックライン』。 特に夏から秋にかけて。真冬の寒さが来る前に(寒さを凌ぐ一番は襟元を閉める事なのだ)、“自分史最高の自分”を引き出すネックラインに出逢えたら、精神的にも大きな自信

          最強の“境界線”を手に入れた自然なまなざし。ソフィー・マルソー

          服選びの楽しみを流行から自分たちの手に取り戻そう

          レッスン後記〜2022-3-22 Oさん〜 地球の未来にとって正しい事なのか、 自分以外の他者にとって正しい事なのか、 正直な自分にとって正しい事なのか、 この問いは、今生きている間中ずっと 隣にいる問題です。 そんな毎日でも、気分の上がる服を選び続けることは とても大事で必要なこと。 歴史上で学んだ多くの苦難が、 一気に現実となっているような今、 それでも冷静で正しくあろうとしたら、 服選びには、信念が必要です。 ちょっと素敵に見えるとか、 ちょっと流行を取り入れてい

          服選びの楽しみを流行から自分たちの手に取り戻そう

          映画よりもドラマな生をいき抜く存在の樹木希林

          「なぜか気になること」を密かにずっと溜めておくと、あるとき点と点が繋がって、気になっていた理由がわかって、有難い気分になることがある。この瞬間こそが、「オリジナルな人生」への途中なのかしらと思う。 気になること、とは女優・樹木希林さん。 ハレ舞台での着物の着こなし、実に筋の通った痛快なコメント、有名な夫婦事情。役柄以上に「人生そのもの」が、オリジナルに満ちている。 誰もが、自分らしい人生を生きたいと思っているし、できれば「自分の命はツカイキリタイ」と、感じているのではな

          映画よりもドラマな生をいき抜く存在の樹木希林

          姿勢もファッションの一部 女優ローレン・バコールに学ぶ

          映画の魅力は、セリフ、音楽、沈黙、ドラマといろいろあるが、「女優から学ぶ」となれば一番は、その“動き”だろう。 小さな動きとしての“しぐさ”については、すでに何回か書いてきた。個人的には、フランス女優のしぐさのチャーミングさは抜群と思っていて、映画の主題を忘れて見入ってしまうほどだ。 けれど、今回の女優はアメリカから。ローレン・バコール(Lauren Bacall)という女優をご存知だろうか。 アメリカという国は、1943年(戦時中)にも映画を作っていて、彼女はそんな時

          姿勢もファッションの一部 女優ローレン・バコールに学ぶ

          “等身大の自分”を明るく生き抜く女優、ジュリー・デルピーの魅力

          人にはそれぞれの悩みがあり、あるひとには心を覆う深刻なことでも、他のひとにはそうは思えないことや、切れた電球を取り替えることもスーパーの閉まる時間も重要だけれど、地球上で起きている争いごとのほうが解決すべき問題なのも間違いない。 つまり、考えるべきことには階層があって、鳥目でみたり、虫眼で見たり、自分の経験で考えたり、読んで知っていることで考えてみたり。そんな大げさでなくとも、大切な身近な人に対しては、常に「誠実に存在したい」と思っているのではないだろうか。 しかし実際に

          “等身大の自分”を明るく生き抜く女優、ジュリー・デルピーの魅力

          「セクシー女優」と見せかけて、常に「精神」や「愛」の存在でもあった。マリリン・モンローの場合

          モノゴトには裏と表がある。そして、その距離が離れていればいるほど、モノゴトの意味は深く、魅力的になる。 そんなことを、ある夜に考えさてくれたのが、本日のお手本、女優マリリン・モンロー。私が子どもの頃、初めて覚えた外国の女優さんかも知れない。 小学校へ持っていく「自分だけのお気に入り」文具を探そうと、毎日のように通っていたファンシーグッズのお店で、初めてマリリンを知った。ジェームズ・ディーンとともに多くのグッズになっていたくらい人気だった彼女。 当時、セクシーという名と同義語

          「セクシー女優」と見せかけて、常に「精神」や「愛」の存在でもあった。マリリン・モンローの場合

          レッスン後記 〜2022.2.22 Kさん〜

           “自分が本当に着たいもの”を作る195レッスン。 今日は、前々回のレッスンで作った“目の覚めるようなパンツ”をスタイリングして。 ずっと前に買っていたけれど、 なかなか制作に至っていない生地。 ソーイングレッスンの方は、 そんな生地をお持ちの場合が多々あります。 何回か回を重ねるごとに お互いの心がもっと自由になって、 昔のそんな生地を思い出して。 今思い出したという事は、 きっと何か理由があるはず。 まだまだ寒い今日でしたが、 今日にぴったりのスタイリングでした。 そ

          レッスン後記 〜2022.2.22 Kさん〜

          生命体を繋ぐ女の“しぐさ”は、フランソワーズ・アルヌールにあり

          ここ広島にいると、日々多くの外国人の方とすれ違うのだが、中でもユーロ圏だと思われる場合、「カップル」がほとんどだ。「こんな風にパートナーと旅するっていいな」と、いつ見ても思う。これはパリに住んでいたときから感じていたことだが、フランス人と日本人とでは、「カップル」としての生き方、関係性がちょっと違うように思う。それは、日常的な価値観の違いに関係するのではないだろうか。 「恋やデートにはお金がかかる」と思う日本人とは違い、「節約してでも人生を楽しむには恋をするのが一番!」と考

          生命体を繋ぐ女の“しぐさ”は、フランソワーズ・アルヌールにあり

          “真のスタイル”を持ち続け内なる美を放つ吉永小百合

          今回お手本とする女優さんは、吉永小百合さん。 私が子どもの頃からずっとスターで、「芸能人」という括りでは表せない格別の位置に居る方。けれど実は私、一度も彼女に「憧れ」を持ったことがなかった。幼稚だった私には「おしゃれ」だと感じなかったからだ。 ところが今、凛として生き続ける小百合さんの姿を見て、私の心に「憧れ」というものが生まれ、「個性とはこういうものか」と改めて気づく大きな存在となっている。個性とは、エッジでも、流行でもなく、たとえ誰に注目されなくても“ずっと続いている

          “真のスタイル”を持ち続け内なる美を放つ吉永小百合

          私と女優と人生と

          「女には、自然界からのメッセージを読み取る力がある」と、私は思っている。これからの日本には、そんな女性たちの自然力に基づいた知性が必要なのではないだろうか。ずっとそんなことを考えていた。 私が子どもの頃の昭和時代には、大抵の子どもたちは「早く大人になりたい」と思い、「一人前だ」と言われたかった。だから、勉強した。経験した。つまり、憧れの大人が目の前にいて、未来は成熟している“はず”で、自分もそうなりたいと思っていたのだ。 今、自分が大人年齢の2倍以上になったところで、遅れ