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クエストリー 谷根千ぶらぶら

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2001年に銀座3丁目に個人事務所を開設、2003年に築地1丁目に株式会社クエストリーを設立。https://questory.co.jp/ 以来21年にわたり、中央区を拠点とし…
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記事一覧

深い浴槽と熱めのお湯がいい、谷中にある昔ながらの銭湯「朝日湯」

東京の街中から多くの銭湯が姿を消すなか、仕事場から歩いて数分のところにあるのが「朝日湯」…

自分を元気づける一番良い方法は、美味しいものを食べることだ

Facebookでも投稿しましたが、8月28日は僕の誕生日でした。これだけ年齢を重ねると、お祝いや…

明治43 年に建てられた歴史的な石蔵で釜揚げうどんを食べる・・・「根津 釡竹」

久しぶりに「谷根千ぶらぶら」です。連日の暑さに食欲が・・衰えませんね。まあ、いつも飲みな…

東京の谷中にあるベーグルショップ「ル・ベーグル」、ここはオススメです!

仕事場から徒歩5分のところにあるのが、こだわりの素材を使った美味しいベーグルショップ「Le …

レトロな雰囲気のカヤバ珈琲の店頭に咲く「ネムノキ 」

先週に続いて岩手に出張、盛岡に向かう新幹線のなかでnoteを書いています。到着後にホテルから…

初夏の訪れを感じる、谷中の「HAGISO」の近くで咲く「山法師」の美しさ

「毎年この場所にあの花が咲く」というのがわかることがあります。「山法師(ヤマボウシ)」も…

東京大学の夏目漱石の名作に登場する「三四郎池」に行ってみた

夏を思わせる暑さの先週の土曜日、地下鉄に乗っていて、「そういえば行ったことないなあ」と思いました。どこかというと東京大学です。Google マップで調べると、仕事場から徒歩で30分弱の距離、こりゃあ、行けるなあ。 なぜ東京大学かというと、校内にある夏目漱石の『三四郎』に出てくる池を見たかったからです。「三四郎池」と呼ばれているそうですが、どんな感じなのかと思ったのです。まあ、気まぐれです。 この小説の最初の方に、九州から上京してきた三四郎が、東大の知り合いを訪ねていくシー

「魚屋は惣菜屋であるもの」・・「山長」二代目の言葉

三世代が営む老舗の鮮魚店「山長」中央区築地から文京区千駄木に事務所を移して、2年3ヶ月。…

休日だけど仕事場で原稿、ランチは緑に囲まれた公園で竹の子のおにぎりだった

本当はGW前に仕上げる予定の原稿が出来上がっていない。まとまった原稿は自宅では書けないので…

仕事の合間にやってる!? 園芸部長のベランダの花の手入れ

クエストリーには優秀な園芸部長がいます。仕事の合間にせっせと花の手入れをしています(花の…

池に泳ぐ鯉のぼりが春の訪れを告げる、須藤公園

仕事場から歩いて10分ほどのところにある須藤公園。もともとは江戸時代の加賀藩の支藩の大聖寺…

かつては「観潮楼」と呼ばれた、団子坂上の「森鴎外記念館」

仕事場近くの「団子坂」を上ったところに、欧風建築とレンガの外壁がおしゃれな佇まいを醸し出…

岡倉天心の言葉、「変化こそ唯一の永遠である」

谷中の穴場的な空間、「岡倉天心記念公園」新年度の始まりは何かと気忙しいですね。今日も雑務…

仕事場のあるへび道を散策!地下に流れる秘密の小川と個性的なお店が魅力

千駄木には藍染川という小さな川が流れていた僕が代表の株式会社クエストリーの仕事場は文京区千駄木にある。場所は「へび道」といわれる小道沿いだ。案内地図に「へび道(旧藍染川)」と書かれているように、ここはかつては藍染川という小川だった。 詳しいことはわからないが、かつて本郷台と上野台の間を旧石神井川が流れていた。その流れに沿って大きな谷がつくられた。それが谷中だ。石神井川が飛鳥山方面に流れを変えた跡に残されたのが、小さな流れの藍染川だ。 藍染川は上流の豊島区の旧上駒込村の長池