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「魚屋は惣菜屋であるもの」・・「山長」二代目の言葉

三世代が営む老舗の鮮魚店「山長」

中央区築地から文京区千駄木に事務所を移して、2年3ヶ月。近隣の親しくなった店も何軒かあります。その一軒が、仕事場から歩いて5 分ほどのよみせ通り商店街に「山長」さんです。

ここは大正中期から100 年近い歴史を持つ老舗の魚屋です。現在は三世代がいっしょに切り盛りし、店頭はいつも買い物客でにぎわっています。弊社の料理大好きスタッフはお店の人たちとすっかり馴染みになりました。

ちなみに、山長さんがあるよみせ通りのアーチに描かれた地域のシンボルともいえる地蔵の絵は、先日亡くなられた俳優の中尾彬さんが描いたものです。わりかし好きな俳優さんでした。合掌。

高級魚でも気軽に食卓にのせてもらいたい

話を戻します。「魚屋は惣菜屋であるもの」、これは二代目から継承されている同店のコンセプト。「高級魚でも気軽に食卓にのせてもらいたい」という思いから、確かな目利きで選んだ品を安価で地元住民に提供しています。

90 歳を超える二 代目は、いまでも店頭でアサリとシジミを量り売りしています。元気ですね。手が空いているときには、はかりをていねいに磨いています。道具を大事にしている様子に老舗の姿勢を感じます。

山長さんの隣には、三代目の弟さんが「魚貝三昧 彬(あきら)」という居酒屋さんを営んでおり、山長さんの新鮮な魚介を使った料理が味わえます。カウンターに座り、地元の方と話しながらお酒をいただくのはいいものです。

下の男性が二代目、90歳を超えてもお元気です

鮮魚店「山長」 東京都文京区根津3-38-8 
営業日:火曜日~日曜日  AM10:00 ~PM19:00 休業日:月曜日

202405サンクスレター


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