心臓の病気(世界の死因トップ)を克服するには・・・
心臓には、血液を全身に送り出す機能と、全身からの血液を受け取る機能とがあります。この2つの機能が正常に働いて循環器系を形成します。
循環器系には体の各臓器への血液量を維持する働きがありますが、この循環機能に問題があると臓器へ送られる血流が低下することで、臓器の機能不全が進行します。
また還流が悪くなることで臓器内の血液うっ滞(うっ血)を起こして、うっ血性心不全になります。
今回のテーマは心不全についてです。
左心不全(左の心臓)
左心の役割は肺からもどる動脈血を大動脈に送り出すことです。心筋梗塞、心筋症、弁膜症などの心疾患、また貧血、高血圧、不整脈などの原因で、肺から流入する血液を左心が適切に拍出することが出来なくなります。それで、血液は左心の手前に位置する肺に溜まる(肺うっ血)ようになります。この病態が左心不全で肺うっ血のため呼吸が障害され、息苦しさを主体とする症状が出るようになります。
右心不全(右の心臓)
右心の役割は全体からもどる血液を肺に送り出すことです。右心不全の原因はひとつめは右心室の吐出量の低下です。老化に伴い、心臓のポンプ機能が低下すると心拍出量が低下するのです。次に、静脈還流血液(全身から上下の大静脈を経て還流してきた静脈血)の貯留です。三つめは、中心・末梢静脈圧の上昇です。心筋が末梢組織や肺に必要な血液を送り出せなくなります。
最後に、体静脈のうっ血(体循環のうっ血)です。症状としては、液体が体全体または下側に溜まるので、体重が急に増加し、足がむくみます。
また、腹水や肝腫大や静脈怒張など、循環の不良が原因となるものがあります。
心不全を防ぐには?
心不全を予防するために一番大事な治療は高血圧にならない。高血圧性の心不全は2番目に多いため、高血圧そのものが心不全を起こす危険性が高いということです。
そして、虚血性心疾患による心不全も依然として多く、その予後も不良です。虚血性心疾患を予防するには、動脈硬化の予防が必要であり、虚血性心疾患を引き起こす危険因子の喫煙、高血圧、高脂血症、糖尿病のコントロールが必要です。
心不全になる原因の代表的なものは喫煙、高血圧、高脂血症、糖尿病、ストレスですね。それでは喫煙を止める。高血圧を止める。高脂血症を止める。糖尿病、ストレスを止めればよいわけです。しかしながら自分で止めようと思ってもコントロールできないところまで来てるから困っているのです。でも何とかしなければ大変苦しい人生が待っているわけです。
これらの病気や症状がでるまでには、あるきっかけや自然にやり過ごしてきた生活習慣があります。それを考えてみることも意味のある事だと思います。何事も始まりなくして終わりはないのですから。
最近の心不全の治療に有効性な存在が判明しました。それは腸内細菌でした。腸内細菌叢が動脈硬化を予防する効果が明らかになったのです。
人の腸内細菌はほとんど培養することが難しく困難でしたが、腸内細菌叢の遺伝子解析により腸内細菌叢の研究が大きく前進しました。
このような事から少なからず、腸内細菌のバランスは心臓疾患の改善において絶対条件になることは間違いありません。
私はアレルギーや生活習慣病、心疾患について患者さんと関わる中で、原因や改善する為の医療研究結果の情報からある事に気が付いたのでした。それは腸内細菌が必ずしも良いことばかりではないという事です。誤解の内容に少し詳しく言うと腸内細菌のバランスが整わないと細菌叢の役割が100%果たせないということです。また腸内細菌そのものをサポートする酵素等もかかわりが深いのです。そして酵素そのものにも問題があるかもしれない。
私の考察は最先端の医療チームも課題として取り組んでいます。そして今の時点での私が現在病気になっている人、これから予防する人が食事から改善するためのものとして、摂取していただきたいものが2つあります。
その食物の効果は、心疾患、糖尿病、癌、認知症、アレルギー等々の方にはかなり有効性の高いものとなります。一般的にテレビ等の情報ではみることがありません。しかし医療業界でかなり注目度が高く、研究対象として研究も進んでいます。
その2つのあるものとは・・・・
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