万人恐怖 富士の旅②
※前回のつづき
義教一行は富士見平のある現在の静岡県藤枝しに泊まったのち、翌18日に駿府へ入りします。
駿府では駿河守護の今川範政の歓待を受けます。
この時、駿府城から観た富士がとても素晴らしいものであったようで義教は一首読んでいます。
義教
『みずはいかに 思い知るべき言の葉も およばぬ富士と予て聞きしも』
と富士を観たときの感動を歌に詠んでいます。
折しも駿府入りの前日には、雨が降っており、それが富士の頂上では雪であったため、今回は丁度良く雪化粧した美しい富士を眺める事が出来たようです。
やはり徳川家康色が強いですが、その家康を作り上げたのも駿府城なのかなーと思うこの頃です。
続く。
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