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〔詩〕ころころころろん


うめのみ
ころん

もひとつ
ころん

ころころ
ころろん

ころろろろん

さいごに
ころろん

水のなか

ひとつ
手にとり
ながめたよ

やわらかみどり
ポッと
ほっぺが赤いです

顔を近づけ
くんくんと
においをかいだ

ふふふふふ

さわやかすっきり
いいにおい

わたしのすきな
いいにおい



 吉穂みらいさん(みらっちさん)からのコメントから、ヒントをいただき、今回初めて、子ども向けと意識して、小学校低学年向けの詩を考えてみました。

 リズムや言葉を、声に出すと楽しいものにしたいなと思い、言葉遊び的なものを、と考えたら、「ころころころろん」の言葉にが生まれてきました。

 みらいさん、きっかけをありがとうございます♪

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 わたしは、みらいさんの、『言葉と私をめぐる4つの物語』のおはなしが大好きです!

 ちょうど、言葉について考えていたので、わたしの心にダイレクトに響きました。主人公の身のうちでおこる様々なこと、身に覚えがあります。

 わたしにはモヤモヤして、なかなか形にならないようなことです。それをみらいさんは、ぴたりと言葉にしてみえると感じました。

 豊かな知識、経験という土壌に、しっかりと根を張っていて、エネルギッシュで力強く、躍動感がある言葉たち。

 わたしにとっての毒林檎はなんだろうと考えました。それはたぶん、怒り。あなたの毒林檎はなんですか?


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