竹でつくってみた!
Suzuki Takeshiさんから孟宗竹と真竹を送っていただいて、前回は竹炊飯と竹料理をやってみました。
Suzuki Takeshiさん
せっかくだから、竹で何か工作もしたくなりました。わたしも息子も、ものつくり大好き人間です。
というわけで、今回は竹工作編をお送りします。
竹を送っていただいた次の日。
息子が早速作ったものは…
その翌日のこと。
竹は丸まり、こんなことに…息子とともに、竹の性質にびっくりすることになりました。無理やり元に戻そうとして、パキッ…割れてしまいました。竹は繊維に沿って、割れやすいこと、また、曲がりやすいことがわかりました。
次に、灯籠作りにチャレンジです。
息子が竹をのこぎりで切って、わたしが竹筒に電動ドリルで穴をあけていきます。わたしは、ドリルを扱うのが初めてでした。「おぉー!楽しい!」わりと簡単に穴があきました。
ろうそくと携帯電話のライト、両方を試してみました。穴から漏れ出るあかりが美しい!比べてみると、光の具合が違って、またおもしろいなぁと。キャンプのとき、自分たちのテント前に置いたら、わかりやすいし、素敵だなと思いました。
最後に、「竹簡 ちくかん」竹の巻物です。
竹簡は、紙がない時代、よく用いられたようで、中国ドラマでよく出てきます。気になっていました。実物に触れたことはなく、無性に作ってみたくなってしまいました。調べることなく、直感でいきます。まずは巻き簾を思い出し、竹を細かく割りました。
どうやって、それぞれの竹をつなげるか。上の写真には、穴がありませんが、何も調べなかったわたしたちは、竹に穴を開け、凧糸でくくっていくことにしました。ほどけないように、何重にもして。なんだか、楽しくなってきました。
こうやって手をかけてできた竹簡に、何か書いてみたくなりました。息子と一緒に詩を考えて、筆ペンで文字を書きました。内側に文字を書きましたが、竹の外側に文字を書くのが正式のようです…
竹工作をいろいろと楽しませていただきました。大満足です!
竹は水分が多く、加工してから長期に保存する場合、下処理が必要となります。ご興味がおありの方は、お調べください。
竹にたくさん遊んでもらい、学ばせていただきました。この体験、息子だけでなく、わたしもワクワクと楽しみました。やってみること、自分で発見すること、調べてみること。こういう学びはとても楽しいものですね!
Suzukiさん、竹を送っていただいて、本当にありがとうございました♪
読んでいただき、ありがとうございました♪
最後に、竹簡に書いた詩を以下に載せます。
線と死線
息子作(1年ほど前のもの)
一本の線を見続ければ
二本の線に見えるように
自分の人生も生き続ければ
何かが起こるかもしれない
ただ
二本の線も瞬きしたら
一本の線に戻るように
夢に溺れられる時間も
瞬きのように
とても短く儚いものだった
無題 息子とわたし即興で合作
新たなる扉が開いて
その先の景色を眺める
あぁ なんと美しいことか
私は思うのだ
いつかこのような景色に
なってみたい
美しくなって
この景色のひとつに
次に あの扉を開けるひとの
力になれるように
みちなきみち
ただ広々とひろがる
美しい世界
そのひとつになれたら
ただそこにある
ひとつになれたら
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