見出し画像

家族との距離感|休職日記#6

私のカウンセリングのテーマのひとつに「家族との距離感」がある。物理的な距離もそうだし、心の距離感も。

実家にいると、調子が悪いと家事もできずただ寝たりぼーっとして過ごすことに罪悪感を感じ、迷惑を掛けて申し訳ない気持ちでいっぱいになる。そして、両親のちょっとした言動にイライラしたり落ち込んだりしてさらに悪化する。

逆に離れるとそれはそれで、自分の体調への不安に襲われて、このまま一人で死んでいくのではないかと感じてしまう。そして、この先両親も老いていく中で、私は自分のことに必死で何も出来ていない、やっぱり実家に帰っていろいろしてあげた方がいいのではないかと思ってしまう。

でも実際は、私がいなくても実家はなんとか回ってるし、自分も病気だし何ができる訳でもない。そう思うと、自分は縛られなくてもいいのではないかとも思う。

***

昔から私の頭には、何かする度に両親の顔が浮かんできた。とくに大学に入って実家を離れたときからそういうことが多くなった。

例えば、サークルの友人と飲みにいくときや、彼氏とデートしているとき、勉強に没頭して何時間も集中しているとき。日々一人暮らしで充実した生活を送っていると、
「自分は両親を置いてこんなことをしていていいのか?」
という考えがよぎるようになっていた。
それが苦しかった。
ずっと両親に見張られているような気がして。

今もその感覚は消えない。
過干渉の典型だと思う。
でもお世話になってるから私は何も言い返せない。
そうやって自分も結局頼っている。
自分が自分を縛り付けている。

誰かに縛られていると思ってたけど実は違う。

***

カウンセリングではこんなことを繰り返し話しているような気がする。症状が落ち着いているときは、このことは何も思わないのだけれどなあ。
昨日も父の発言にイライラして、しまいには思考停止してしまった。脳が何も考えたくないと言ってた。
父はデリカシーがなくて発達傾向があるのではと感じている。

どちらにしろ今は家族のことを相談する気分ではないな…
次のカウンセリングは何を話そうか。
読んでいただきありがとうございました!
ではまた👋

いいなと思ったら応援しよう!