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縄文とその周辺

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縄文土器や土偶などの縄文時代に関連したアレコレや、博物館や企画展などの情報の記事です。少しだけ弥生や古墳のお話も。
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記事一覧

この秋、各地に土偶が集結!開催中の3企画展レポート/岩手、山梨、神奈川、(埼玉・…

秋の行楽シーズンに合わせて、縄文界隈の展覧会が賑わいを見せています。そんな中で『土偶』に…

のんてり
8日前
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あれもこれも来ています!!/ 特別展「ドグウ集まれ!」 :あつぎ郷土博物館

この秋は各地で縄文の企画展が目白押し! ここ神奈川県厚木市にも、普段はなかなか目にするこ…

のんてり
1か月前
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なんだろう?が止まらない!/「縄文時代の不思議な道具」展 :山梨県立考古博物館

早くも紅葉が始まった山梨県で、「縄文時代の不思議な道具」展が開催中です。 そもそも縄文時…

のんてり
1か月前
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実物がなくとも圧倒的な見応え!/「ハニワと土偶の近代」展 :東京国立近代美術館

ハニワや土偶がどのように知られるようになったのか。遺物としてだけでなく、アートとしての系…

のんてり
1か月前
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北海道の「続縄文」の景色が変わりそうなニュースが届きました

「北海道の歴史に弥生時代はない」ということに、改めて注目が集まりそうです。 津軽海峡から…

のんてり
2か月前
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小さな展示で壮大なスケール感に浸る『海の人類史-パイオニアたちの100万年』

東京駅近くの博物館「インターメディアテク」で、日本列島に初めて上陸した私たちの祖先を知る…

のんてり
2か月前
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イヌが家族になるまで『動物と考古学』展 | 兵庫県立考古博物館 

あなたはイヌ派?ネコ派? 今やイヌやネコはペットというより、大切な家族の一員となっていますね。 かれらが大陸から日本にやってきたのは、イヌが縄文時代、猫は弥生時代になってからと言われています。 現在開催中の『動物と考古学』展(兵庫県立考古博物館)では、人と関わった様々な動物たち、とりわけイヌとの関係を示す資料が多く展示されています。 縄文時代-大切なパートナー イヌは古くから人間の大切なパートナーでした。 その主従関係は旧石器時代から。狩りを通じて育まれたと考えられてい

竪穴のイメージが広がる『たてたて あなあなー竪穴建物の世界』展|松戸市立博物館

縄文時代に誕生した竪穴式住居。 博物館などで再現されているものは、遺跡に残された柱の跡な…

のんてり
6か月前
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案外イケるかも?縄文ファッション

天然素材のファッションアイテムで身を包み、 カメラ目線で決め込んでいるのは『十日町市博物…

のんてり
6か月前
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埴輪と土偶、こんなところも違います

赤ちゃん、ちっちゃい! 古墳時代に作られた『乳飲み児を抱く埴輪』 茨城県のかつて存在して…

のんてり
7か月前
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縄文時代にユートピアはなかった

以前に紹介した縄文人の骨が展示されている企画展。5/16までに会期が延長されています。 さら…

のんてり
7か月前
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鮮やかなベンガラ色の○△『虎塚古墳』|茨城県ひたちなか市

東日本を代表する「装飾古墳」と言われる『虎塚古墳』。 その石室にはベンガラという赤い顔料…

のんてり
8か月前
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好古家って何ですか?|企画展「榧園好古図譜」・国学院大学博物館

なにやら難しい漢字が使われている企画展名。 榧園好古図譜と読むそうです。 これを作ったの…

のんてり
8か月前
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カムイを知る「アイヌの建築と工芸の世界」展|国立近現代建築資料館

カムイとはいったい何なのか? このところ、アイヌへの関心が高まりつつあるようです。 漫画や映画によって「カムイ」という言葉も知られるようになりましたね。 そのアイヌ文化を紹介する企画展が、東京の国立近現代建築資料館で開催中です。 チセや植物の利用方法など、これまではあまり紹介されることのなかったアイヌ文化も知ることのできる内容となっています。 「カムイと共にある」アイヌの人々の生活や世界観を覗いてみましょう。 アイヌ民族について 北海道をはじめ樺太、千島の先住民族である