【理学療法士も会社員】仕事を早く終わらせるコツ
おはようございます。今回は記事の趣向を変えて書いていきます。内容は理学療法士でも使えるビジネスのフレームワークについてです。
理学療法士もスーツを着てないですが、給料をもらっていますのでサラリーマンだと思います。理学療法士という名の会社員といった感じでしょうか。
しかし、解剖学や運動学などの勉強は習いますが、会社員としての仕事の進め方はあまり勉強する機会がないと思います。
そこで、今回は会社員としての仕事の進め方について書いていきます。
この記事がどんな方に参考になるか
・臨床、書類関係など終わるのに時間がかかってしまう
・臨床の考えがまとまらない
・効率よく仕事を進めていきたい
・仕事の優先順位が決まらず時間がかかってしまう
こういった方の参考になれば幸いです。では書いていきます。
仕事ができる人の共通点は書きながら考える
まず、仕事ができる人の共通点として紙に書き出しながら考えていることです。
なぜ、書きながら考えると良いかというと、頭の中だけで考え過ぎると情報量が多くパンクしてしまいます。そこで、一旦頭の外に出して考えることで情報が整理されるからです。
脳というのはワーキングメモリーといって考え事をする作業台があり、その作業台で同時に考えることのできる情報は5±2個くらいになります。
「この患者さんはこんなリハして~、終わったら次の患者さんの部屋はどこだっけな~、今日は終わった後ミーティングあったけな~、今日帰ったら何食べようかな~」
といろいろ考えながら仕事をしているとすぐに作業台はパンパンになってしまいます。
そこで紙に書き出すことでいったん外に情報を出して一時保存することで作業台に溜まっている情報を整理することができます。
なので仕事ができる人は頭の中と紙に書き出しながら情報を整理して仕事を行っています。
さらにその考えをフレームワークという型に当てはめて考えることでより考えが整理しやすくなったり、新たな視点が出てくることもあります。
その考えるための型を紹介します。
使いたいフレームワーク①ピラミッド型
ピラミッド型とはこのように一番上に大きな事柄があり、それを細分化していくフレームワークの型です。(ロジックツリーとも言います)
最初に大きな事柄を置いてそこからその事柄に関しての情報を細分化し、下の枠に書いていきます。
さらにその細分化した項目についてさらにその事柄について細分化して、、とくりかえることでより深く考えることができます。
ここでさらにひと工夫として、それぞれの枠を埋めたときに自分の中で問いかけをします。
「Why ?」なぜそうなのか?
「So What?」だから何なのか?
「True」本当に?
上の項目から下の項目へは「why?」下から上への項目へは「So what?」と問いかけることでより精度のある考えができると思います。
【ピラミッド型が使えそうな日常の場面】
統合と解釈、ICF分類、勉強会などの発表の草案作り、年間計画を考えるとき時など
使いたいフレームワーク②田の字フレーム
次は田の字フレームについて紹介します。
田の字フレームの良いところは2つの視点から物事を考えることができることです。
例えばリハビリ計画書やサマリー、勉強会の資料つくりなど仕事がたくさん溜まっている状態とします。そこで、仕事を重要と緊急度の二つの軸で田の字フレームに当てはめます。
このように二つの視点から考えることでどこから手を付けていった方が良いかわかりやすいと思います。
紙に書いていくので情報が整理されやすく、また二つの視点で考えていけるので新たな視点が生まれるかもしれません。
【田の字がつかえそうな日常生活の場面】
仕事が溜まっている時、重要度と緊急度で考える時
患者さんのHopeと自分たちのneedsの落としどころを考える時
日常生活で家事が溜まっている時
まとめ
今回の記事を箇条書きしていくと、
・仕事のできる人は紙に書き出しながら考えて仕事をしている
・脳は一度にたくさんの事を考えることはできない
・さらに図を使って考えることでより深く考えることができる
・図を使うことで新たな視点やアイデアが浮かぶ
・ピラミッド型は大きな事柄を細分化して考えるのに適している
・田の字フレームは2つの視点から考えるときに適している
今回は臨床とはまた違う内容でしたが、会社員としての視点で考えることでより仕事もはかどるのではないかと思います。
臨床の勉強だけではなく他の職種の勉強をすることでまた新たなヒントがあるかもしれません。
みなさんの臨床の参考になれば幸いです。最後まで読んで頂きありがとうございました。
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