産後ママ、食事制限なし運動なしで、理想となる体重に到達できるか。
10月当初、noteにこんな記事を投稿しました。
期限を今年中とし、この3ヶ月間、ひっそりと、こっそりと続けていた身体改革。
結論から言いますと、
目標としていた体重に到達!
この3ヶ月弱で体重を4kg落とせました!
では、この3ヶ月間、めちゃめちゃがんばってダイエットに勤しんできたのか、と言われると…そうでもなく。
食事制限もしていませんし、これといった運動もしていません。ならば、どうやって体重を減らすことができたのか。
3ヶ月の記録とともに振り返ってみたいと思います。
▪︎ 始めようと思ったわけ
独身時代から増え続けてきた体重。
妊娠中だから仕方ない…
授乳中だから仕方ない…
何かと言い訳をつけて、見て見ぬふりをしてきました。
かといって、今の自分の体重がベストだと思えないし、ぽよんぽよんのお腹を見ては気分が下がっていたのも事実。
忙しいのを理由に逃げたくない
子育て中だからといって、自分のことを後回しにするのはやめようと思いました。どんどん、服装もラフに、身体も労らないようになってきていて、このままでは忙しいのを理由にして、自分を大事にできなくなってしまっているなぁと。
好きな自分になりたい
自分の理想とする体重はどのくらいか。
自分の理想の身体はどういったものか。
あらためて考え直したいと思いました。
単に体重を減らしたいというわけではありませんでした。
なりたい自分像を思い描いて、目指すものを決めていきました。
目安として目標体重も設定しましたが、自分の身体の状態の変化を感じることを一番に大切にしようと思って、取り組んでいきました。
▪︎ 身体改革のためにしなかったこと、したこと。
食事制限なし。運動もなし。
授乳中ということもあり、食事はしっかり摂りたかったので制限するのはやめました。いつも通り、もりもりごはん食べています。
運動も子育ての合間にできるかなと、筋トレやストレッチをしようと思っていたのですが、まったくできませんでした。息子に付き合って、散歩に出かけるくらいしか運動っぽいことはできていません。
続けていたこと
では、実際に3ヶ月間の経過を振り返ってみたいと思います。
【1〜2週目】順調に体重が落ちる
するっと体重が落ちていくので、体重計に乗るのが楽しかった時期でした。2週間で一気に2kg近く落ちました。
●意識したこと
・食べ方や食べる順番に気をつけた。
・体重の記録を取り始めて、日中も体重のことを意識して生活するようになった。
・体重が一気に減ると身体に負担がかかると思ったので、落としすぎないように気をつけた。
【3〜4週目】平行線をたどる
同じことを続けていても、体重が落ちにくくなりました。モチベーションを保つことが難しかったです。
●意識したこと
・体重が一時的に増えてもさほど気にしないようにした。
・抱っこ紐で次男を抱っこする日が増えて運動の代わりになった。
・猫背になってしまう癖があったので、姿勢を正すことを意識した。(とくに風呂時)
・呼吸を浅くなりがちだったので、長めの腹式呼吸を気がついたときに行うようにした。
【5〜7週目】増えたり減ったり
グラフを見てもらったら一目瞭然ですが、記録を取ることもいい加減になってきました。ワンオペ育児の忙しさにかまけて、体重計に乗り忘れることが多々あり…それでもなんとか続けられました。
●意識したこと
・長期的に目標体重を目指すことを意識できてきたため、一時的に増えても大丈夫だと思えるようになってきた。
・腹式呼吸は効果を感じたので、時折続けた。
・ワンオペ育児がしんどすぎて、ご褒美スイーツが増えたけれど、それはよしと割り切った。
【8〜10週目】ゆるやかに減っていく
今年中に目標体重に達することができるか、もう少しのところまできた、ラストスパート。体重への意識が増えたおかげもあったのか、スムーズに体重が落ちていきました。
●意識したこと
・日によって体重の増減はあったので、目標体重に達しても、しばらくは体重の記録を続けた。(今も続けている)
・腹部など身体の状態を観察するようになった。
・体重が減ってもごはんはしっかりと食べるようにした。
▪︎ 効果があったこと
①宣言すること
noteで公言したこと、始めることを夫に伝えたことで、「やるしかない!」という状況に自分を追い込むことができたように思います。
②体重計に乗り続けること
ほぼ毎日、体重計に乗るようになってから、体重への意識が高まり、日常生活の過ごし方が変わりました。ちょっと姿勢を正そうとか、階段の上り下りを積極的に行おうとか。意識づけになっていました。
③体重の記録を取ること
体重の記録をつけてグラフ化することも、具体的に可視化できてよかったです。スマホにパパッと記録するだけで10秒もかからないので、そんなに負担にも感じませんでした。
④目標を設定し期限を決めること
始める前に、目標体重と期限を設定したのも有効でした。人それぞれだと思いますが、ダラダラと続けるのではなく、3ヶ月間短期集中!とする方がわたしには合っていました。
⑤腹式呼吸
体重が落ちづらかった時期に取り入れ始めた腹式呼吸。地味なのですが、「塵も積もれば…」で、始めてから徐々に体重が落ちていきました。新たなことを始める時間のない中で、手軽に取り入れやすかったものでもあります。
⑥食べる順番、食べ方
食事制限しない中で、唯一、気にかけたことは食べる順番、食べ方でした。
「ゆっくり噛んで食べる」は、バタバタしている中で難しくもありましたが、時間をかけて味わって食べるのとそうでないのでは、食後の身体の調子がまるっきり違っていたように感じたので、できる限りゆっくり食べるように心がけました。
⑦好きなものを食べること
意外かもしれませんが、食事制限しないことが功を奏したようにも感じています。食は楽しみの一つ。好きなものを食べることすら我慢していたら、ストレスが積もり積もって続かなかったかもしれません。
この3ヶ月間、普通にスイーツもよく食べ、食べ放題の焼肉も食べにいきました。
⑧一時的に体重が増えても気にしない
体重計の数字に一喜一憂していたら、モチベーションを維持できていなかったと思います。その日の体調や、お通じの調子など、さまざまな要因が体重に関わっています。1日ごとの体重は目安程度と割り切って、長期的に目標体重を目指すことを意識していました。
▪︎ 取り組んだ感想と今の気持ち
6年もの間、いっこうに減ることのなかった体重。むしろ増える一方だったのですが、自分の意志次第で達成できるのだと、達成感を感じています。
目標体重に到達して、数日経った今も、50kg前後を推移しています。今のところ、これ以上は落とすつもりはありません。ただ、もうすこし筋肉量は上げて、軽やかに動ける身体作りをこれからも続けていきたいです。
実はこの数ヶ月、身体の不調に悩まされることも多く、健康な身体の大切さを身に沁みて感じています。まだまだ人生が長く、この身体とも長く付き合っていかなくてはなりません。
体重と向き合う毎日は、身体と向き合い続けた日々でもありました。それは、自分を大切にすることにもつながっているように思います。
健やかな身体で元気に毎日過ごせるように。3ヶ月間のこの取り組みは、その土台づくりになったように思います。
新年から新たな自分のスタート。
そんな幸先の良いスタートを切れそうです。
余談。
目標体重を達成したら、夫から一万円分のご褒美をもらうという約束をしていました。何にしようかな。年明けにいっしょに買いにいくのも楽しみです。