謹賀新年~「神様と暮らす12カ月」
毎年、近所の片埜神社に初詣でにいきます。先代のお父様のあとを受け継いだ息子さん夫婦は、今風に、いろんな行事をや小さなイベントをされたりします。その神社で神職を20年されている桃虚さんが、書かれた本です。四季折々に合わせて暮らすことは神様と暮らすこと。初詣にいった境内で購入しました。
読んでいくと、何気ない風習にもこんな意味があったのか、という気づきもあり、古典文学の中の季節行事で神々と遊び、運をよみこむヒントを教えてくれました。
☆神様と暮らす12カ月 桃虚著 幻冬舎 1500円+税
例えば、1月は、げんをかつぐ と題しています。新しい一年をみんなに配る1月は、その運気をセットアップする月でもあります。「一年」を受け取るときの作法として、二礼二拍手一礼 の作法の仕方などを紹介しています。
福の神様として、七福神の紹介。意外だったのは、七福神の中で、日本生まれは、えびす様だけなんですね。大黒様、毘沙門天、弁財天はインド生まれ。福老寿、寿老人、布袋さまは中国生まれ。なるほど、なるほど。
1月 げんをかつぐ
2月 陽を朗らかに迎える
3月 浄化して清まる
4月 未来をお祝いする
5月 植物の香りでととのう
6月 五感と空間を磨く
7月 怨霊もおもてなしをする
8月 納涼と手書きにいそしむ
9月 月にあやかる
10月 実りを言祝ぐ
11月 陰をあたたかく迎える
12月 丁寧に準備する
といった感じで12か月の神社での行事や作法を中心に語られていきます。トリビア的なこともあったり、意外と見過ごしてしまっていたり。
可愛いイラストともにサクサクと楽しく読めました。
あけましておめでとうございます。
記事を読んでいただき、ありがとうございました。
楽しんでいただけり、ためになっていただけたり、する記事が書ければいいなあ、と思いながら、今年もどうぞよろしくお願いします。
#冬の1コマ #神様と暮らす12カ月 #幻冬舎 #桃虚
#note書き初め