小倉にて
12月16,17日と義父の一周忌の法要で小倉に行きました。
16日は朝7時11分新大阪発ののぞみだったので、眠たかったけれど、JR小倉駅に着き、ホームで松本零士氏の「銀河鉄道999」の曲を聴くと、どんより曇った空を見上げると、いつものように小さな旅を感じました。
ちょうど、小倉では、北九州映画祭が13日から開催されていました。
法要のあと、小倉駅まで戻り、旦過市場を散策し、火災での損失から再建された小倉昭和館に行くと、青山真治監督追悼特集上映でした。ロビーは供花でいっぱいでした。若いスタッフの女性が「寒いなかありがとうございます」と丁寧にパンフレット配っていました。タブロイドの著名人の追悼コメントが、どの方のも温かくて素晴らしかったです。
夜、この冬一番の寒さと風雨だったので、イルミネーションは見に行かずにホテルにいましたが、北九州(小倉)の夜景は日本新三大夜景に選ばれているそうです。(2015年から、札幌市、長崎市とともに選出)2022年には、全国1位。工場夜景、皿倉山、足立公園、門司港レトロなど地形と産業を活かしバリエーション豊かです。
https://www.gururich-kitaq.com/night-view
福岡というとどうしても博多に目を向けがちですが、小倉も古くからの街であり、松本清張氏の生誕地でもあり、さまざまな文学作品の舞台にもなりました。そして、明太子やラーメン、寿司、かしわ飯などが有名ですが、ご当地グルメで、鯖カツバーガー、美味しいです。
JR小倉駅の新幹線改札口前にあるビエラ小倉の鯖カツバーガー。シンプルな鯖カツにレタス、オニオン、タルタルソースなのですが、臭みなく美味でした。