成長するとはどういうこと?〜はじめに〜
人事の仕事をしていると、よく「成長」「モチベーション」「エンゲージメント」といった言葉を耳にします。私もこれらの言葉を使う一人で、人事以外の方も日常的に使っています。
普段の仕事の中で、成長を支援するとか従業員のモチベーションを高めることが大切と言われたりしますが、当たり前のように使っている「成長」や「モチベーション」という言葉の認識は合っているのでしょうか。
私が仕事の中で抱いた問題意識としては、成長を支援する、モチベーションを高めたいのであれば、「そもそも成長とは何か」「モチベーションとは何か」を捉えないと適切な支援はできないのではないかということです。
特に「成長」について興味関心があり調べていると、成人発達理論という理論があり、知性発達学がご専門の加藤洋平さんの著書に出会いました。以下の2冊を手に取りましたが、非常に腹落ちすることがたくさんあり、以前より成長という言葉を適切に捉えることができるようになった気がします。
2016年『なぜ部下とうまくいかないのか:「自他変革」の発達心理学』(日本能率協会マネジメントセンター)
2017年『成人発達理論による能力の成長:ダイナミックスキル理論の実践的活用法』(日本能率協会マネジメントセンター)
前おきが長くなりましたが、上記2冊から学んだことを中心にいくつかnoteを書いていきたいと思います。
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