村井 崚(Murai Ryo)

人事5年目(2023年4月時点)電機メーカーの車載部門で人事をしてます。愛知県出身。京都(高校・大学)→神奈川(今ここ)。2023年3月立教大学大学院 経営学専攻 リーダーシップ開発コース修了(2期生)

村井 崚(Murai Ryo)

人事5年目(2023年4月時点)電機メーカーの車載部門で人事をしてます。愛知県出身。京都(高校・大学)→神奈川(今ここ)。2023年3月立教大学大学院 経営学専攻 リーダーシップ開発コース修了(2期生)

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最近の記事

組織開発の目的に立ち返った話

先日、自身の担当部門のある組織に組織開発のワークショップを実施しました。この実践が内省の良い機会となったので、noteに残しておくからいつか見返してね、未来の自分! (社内のことなので詳細は割愛!)新任課長・部長向けに組織マネジメントに関する課題特定とアクション検討を目的としたワークショップ(対話の機会)を実施しました。 早速内省の内容に入りますが、組織開発として捉える視野が狭まっていたことに気がつき、改めて組織開発の目的に立ち返ることができた、ということです。 ワーク

    • 【論文レビュー】組織風土には何が影響する?

      大学院の卒業を数日後に控えたところで、久しぶりにnoteを書いています。というのも、ここ最近の仕事で組織の風土や文化の課題だなと感じる事によくぶつかるため、チマチマと関連しそうな論文を読みはじめました。 今回読んだ論文はChatGPTにおすすめの論文を紹介してもらう中で見つけた以下です。 論文の概要 本論文では、中堅企業(従業員500名以下)の課長以上の管理者が調査対象の中心となっており、定量調査をもとに組織風土を規定する要因の影響力を大まかに捉えることを目的としています

      • やっていることではなく、もたらしていることは何か

        以下の文献にある金井先生のお話が、仕事をする上で重要な考え方だと改めて思いました。 施策はたくさん打ってるけど、これが結局何につながっているんだっけ?どんな役に立つんだっけ?という視点は常に心に留めておくことが肝要です。 打ち手を打ったこちら側の満足ではなく、相手の自信や満足感、有用感、自己効力感に結びつくか想像を膨らませ取り組んでいきたいです。

        • 【備忘録】組織開発 サーベイフィードバック

          人材開発・組織開発実践論の授業を終えて 【組織はフラクタル】 トップの振る舞いとか起こっていることが、そのまま下にも伝播する 【数字に魂を】 サーベイ結果の数字はあくまで数字しかなく、見える化したうえで意味づけをすることが大切。 見ている結果(データ)は同じでも解釈は人それぞれ。そのズレをだしあって吟味していくことで次につながる。 その組織なりにデータを意味づけることで、自分達の数字にしていく。どこかひとごとのデータではなく、これは自分たちの健康状態なんだと意味づけ腹落ち

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        • 成長するとはどういうこと?
          3本

        記事

          結論、LDC大好き!!!

          みなさんこんにちは。村井と申します。私は現在、人材開発・組織開発を専門に学ぶ、立教大学大学院のリーダーシップ開発コース(LDC)に通っています。 2期生として2021年4月に入学し、あっという間に1年次が終了しようとしています。会社の研修でも自分自身を振り返る機会があり、タイミングもいいのでnoteにもまとめてみたいと思います。 あと、勝手に「立教LDC Advent Calendar 2021」のトリを務めさせていただきます(笑)。 他の方々の記事はこちらです↓↓↓ それぞ

          結論、LDC大好き!!!

          成長するとはどういうこと?②

          かなり間が空いてしまいましたが、前回の記事の続きになります。 垂直的成長を考える前回の記事では、知識やスキルを獲得することで拡がる水平的成長に触れており、今回は垂直的成長について書いてみたいと思います。 垂直的成長とは人としての器が大きくなることや視座が高まること、いわゆる人間的な側面の成長のことを指します。 では次に、垂直的成長とは何かもう少し具体的に見ていきます。 垂直的成長を考えるには、意識が発達するということが重要になります。 そのポイントは認識できる世界が拡

          成長するとはどういうこと?②

          成長するとはどういうこと?①

          まずは成長とは何かというところからみていきたいと思います。 成長は2つの軸で考える成長は「垂直方向の成長」と「水平方向の成長」の2軸で考えることができます。 私は大学まで野球をしていましたが、それまでの野球人生を振り返ってみると、確かにこの2つの軸で成長を分類することができます。 野球を始めた小学生時代から考えると、レギュラーになり試合で活躍するために、体をつくることや技術面を磨くためにたくさん練習をしました。野球に関する本をたくさん読み知識を身につけたり、紹介されてい

          成長するとはどういうこと?①

          成長するとはどういうこと?〜はじめに〜

          人事の仕事をしていると、よく「成長」「モチベーション」「エンゲージメント」といった言葉を耳にします。私もこれらの言葉を使う一人で、人事以外の方も日常的に使っています。  普段の仕事の中で、成長を支援するとか従業員のモチベーションを高めることが大切と言われたりしますが、当たり前のように使っている「成長」や「モチベーション」という言葉の認識は合っているのでしょうか。 私が仕事の中で抱いた問題意識としては、成長を支援する、モチベーションを高めたいのであれば、「そもそも成長とは何

          成長するとはどういうこと?〜はじめに〜

          「経験学習」から顧客視点とは何かを考えてみた

          立教LDC(大学院)の授業やLDCメンバーとの読書会の中で、経験学習モデルに関連した学びがあったので自分の中で概念化してみました。 その解釈は違うのではないか?といった指摘もあるかもしれませんが、本記事が叩き台となればと思い、自分なりの解釈を説明していきます。 コルブの経験学習モデルディビット・コルブの提示した経験学習モデルは、具体的な経験から人は学んでいくというサイクルわかりやすく表現したものです(下図)。 有名なので詳細は割愛しますが、ざっくり説明すると、「具体的な経

          「経験学習」から顧客視点とは何かを考えてみた

          新入社員研修を終えて

          2週間にわたる新入社員研修が無事に終わりました。その中で学びが色々あったので、そのうちの1つを簡単に書きたいと思います。 お互いの違いを認識する新入社員研修はオンラインでの実施となり、一方的な座学だけではなく、お互いに対話や議論をするような場面を多く設けていました。 その中で、アイスブレイクや議論を始める際に、円滑に進むようルールを設けることがありました。 それは、「発言者に対し共感レベルを伝えること」です。 一人ずつ意見を出していくワークをした際に、発表者の次の人が前

          新入社員研修を終えて

          モチベーションを図解したら、なるほど!となった話

          今日はある組織行動論の本を読んで腹落ちした話を書きたいと思います。 本のタイトルは「鈴木竜太, & 服部泰宏. (2019). 組織行動―組織の中の人間行動を探る―(有斐閣ストゥディア)」です。 ワークモチベーション とはこの本には、仕事におけるモチベーション(ワークモチベーション)について書かれていました。 ワークモチベーションとは「個人の内部および外部にその源を持つ一連の心理的エネルギーの集合体であって、仕事に関連する行動を始動し、その様態や方向性、強度、持続性を決定

          モチベーションを図解したら、なるほど!となった話

          人事でよかったこと①

          最近仕事をしていて、これって人事の特権だなと感じたことがあったので書き留めたいと思います。 他者のフィードバックから学ぶ私は仕事の立場上、部下を持つ課長さんや部長さん(以後、責任者)の方々とやりとりをすることが多く、「この点が彼の強みだ、こんな成長をして欲しい、こんな視点を持って取り組んで欲しい」など、他者のフィードバックポイントを伺う機会が多くあります。 自分に対するフィードバックではないですが、こういう視点を持つことでこんなことに繋がるのかという新たな発見や、その視点

          人事でよかったこと①

          自己紹介

          はじめまして。村井崚(むらいりょう)と言います。 これが初めての投稿になるので、簡単に自己紹介とnoteを始めた理由を書いていきたいと思います。 これまでの略歴・1996年生まれ(24歳) ・愛知県出身 ・高校から京都(宇治市で寮生活) ・大学も京都(京都市で一人暮らし) ・小学3年〜大学4年まで野球部(硬式) ・スポーツマネジメント専攻 ・2019年4月より社会人(車載部品メーカー・人事) 大学4年までは野球のことばかり考えていましたが、その中でもどうやったらいいチーム