#758 アルバイトが辞める理由のほとんどは店長にあり
どうも!バリスタ店長です!
このブログでは
カフェの店長として働く私『バリスタ店長』が、"次世代の若者の良き踏み台になりたい"という想いのもと、自らの経験や失敗から得た気づきや学びをたくさんの人に伝えるためにアウトプットしています。
日々店長としてやっていく中で遭遇するトラブルや難題課題にどう立ち向かっていけばいいのか?というお話をメインに、昨今の業界情報、たまにバリスタらしくコーヒーの話なんかもしています。
というわけで今回は「アルバイトが辞める理由のほとんどは店長にあり」というテーマでお話ししていきます。
外的要因をどうにかしようとすることの無駄さ
先日の会議の際、店舗で人が辞める理由について色々と意見が出た時のこと、ふと思ったことです。
会議の際に人がやめてしまう理由をいくつか挙げてもらってましたが、割と外的要因を重く捉えているように感じました。
そしてそれをどうにかしようと動いている節も見受けられます。
しかし実際のところ、外的要因に対して対策を打つことはあまり得策とは言えません。
解決できる外的要因であれば対策を打つべきでしょうが、基本的にどうしようもないことがほとんどです。
(理由に関して、「それ因果関係なくて相関関係しかないから、退職の理由にならないんじゃね?」という意見はここでは置いておきます)
例えば…
・キッチンのレイアウト的に雑談が起こりにくい環境で、関係性に悪影響が出る
・通勤時間かかる問題
・卒業と就職
などが挙げられていました。
この外的要因、どうにかしようと思ってもどうにもなりません。
キッチンのレイアウトはお金があればどうにかできますが、かかってくる費用が莫大なので、現実的ではありません。
無理に雑談を起こそうとしても、無理が生じそうです。(とはいえ雑談したい人はどこかで雑談してるイメージです)
なのでここを悩んでも意味がないですし、時間の無駄というやつです。
自分にどうにかできることに対して意識を向けて、具体的に何かを変えた方が何倍も生産的です。
他人のせいにばかりしていると、「他人が悪くて自分は何にも悪くない」の他責思考に陥ってしまうので、悪循環でもあります。
自分にどうにかできることだけを見て、集中しよう
というわけで『外的要因を見ても意味がないので、内的要因を見ようよ』というのが今回お伝えしたいことです。
そしてここでの内的要因というのは、基本的に自分が影響を与えている部分です。
「人が辞める要因のなかで、自分に原因がある部分に目を向けよう」と言ったらわかりやすいでしょうか?
先ほど外的要因に目を向けても解決できないから意味がないとお話ししましたが、どうにかできる部分って基本的に自分自身のことだけです。
得てして人は周りの人に対して「あの人のここが悪い」「この人のここを直してほしい」「会社のこの仕組みがおかしい」なんて思いがちですが、そんなことは思うだけ無駄かもしれません。
基本的に立場役職、能力やコミュニケーションスキルなしに他人や上司、会社を変えることはできませんで、「ここがどうにかなればなあ〜」なんて思ってる時間全て意味がありません。
もちろん問題提起として上司に意見をすることは大事ですが、意見したところで動いてくれるかわからないですし、期待したら十中八九裏切られて腹が立つことになります。
コントロールできるのは自分だけで、他人をコントロールできることはまずありませんので。
そんなわけで見るべきは自分の課題です。
自分にどうにかできることだけに力を集中しましょう。
あなたの悩んでいる時間を、もっと有益に使いましょう。
アルバイトが辞める原因のほとんどは店長にあり
そしてここからは店舗責任者をやっている人に向けてのアドバイスです。
そもそも店舗の責任者の影響力は思ったほど大きくて、店長の実力次第で部下の就労継続率は変わってきます。
部下との間に信頼関係を構築できているか、尊敬されているか、ついていきたいと思われているかどうかで辞める辞めないが決まります。
僕の店長時代もいろんな人が辞めていきましたが、十中八九自分の至らなさのせいでみんな辞めていきました。
実力がない店長の元では、部下は時給などの待遇、学校の都合、家庭の事情、将来の予定などなど、いろんな理由を持ち出して辞めていきます。
そして本当の理由というものは、店長の耳には入ってきません。実力がない店長であるならば、90%入ってこないと言っていいと思います。僕の耳にも全く入ってきませんでしたが、今になって当時のことを思うと、原因は僕でしかないなと断言できます。
「あなたに原因がある!」なんて面と向かって言える人なんて限られていますしね😅(稀に存在しますが…)
そして、責任者の実力があれば、部下さんは多少のネガティブ要因を無視してくれます。
時給が安かろうと、厳しい状況であろうと、会社がロクでもなかろうと、この人と働きたいを思わせたら他のネガティブ要因なんて屁です。
(絶対に辞めないというわけではなくて、取り繕って辞めることがなくなるだけです)
メンタルコントロール・コミュニケーション・コーチング・フィードバック・傾聴・伝える力・そもそもの人間力などなど、人として尊敬されるように、自分を磨き上げていきましょう!
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