正真正銘の男性ながら、なぜか「美少女」、もしくは「『秀吉』なる性別」として扱われる
◆概要
【正真正銘の男性ながら、なぜか「美少女」、もしくは「『秀吉』なる性別」として扱われる】は、木下秀吉(アニメ「バカとテストと召喚獣」の登場人物)の持ちネタである。
◇持ちネタ
「持ちネタ」とはそのキャラ特有のギャグやセリフ、ポーズのことだ。
「そのキャラが登場するたびに1回ずつ」「1エピソードに1回ずつ」など、比較的長期間に渡って繰り返し使用される。そして原則として、「単発で使用されるよりも、繰り返し使用されることで面白くなる」という性質を持っている。
なお毎回まったく同じ形で使用されるとは限らず、様々なバリエーションが存在することも多い。また、時と共にマイナーチェンジしていくことも少なくない。
◆事例研究
◇事例:木下秀吉(アニメ「バカとテストと召喚獣」の登場人物)
木下秀吉は小柄で華奢、そしてかわいらしい顔立ちをしたキャラだ。そんな彼の持ちネタは、【正真正銘の男性ながら、なぜか「美少女」、もしくは「『秀吉』なる性別」として扱われる】である。
これ、かなり汎用性の高いネタであり、様々なシーンで使われている。
いくつか具体例を見てみよう。
▶パターン1:男子生徒から、なぜか「美少女」として扱われる
・例:クラス替えの後、明久は教室を見回した。そして言った「さすがは学力最低クラス……見渡す限りムサイ男ばかりだなぁ。でもよかった!唯一の女子が秀吉のような美少女で!」。秀吉がツッコむ「ワシは男子じゃ!」。【第1話】
▶パターン2:女子生徒から、なぜか「美少女(= 自分たちのライバル)」として扱われる
・例:秀吉は、他の男子生徒と共にプール掃除をすることになった。当然水着姿である。それを知った女子生徒たちは口々に非難した「卑怯よ、木下!自分はスタイルに自信があるからって!」「そうです!木下くんはズルイです!」。秀吉は呆れる「お主らは何を言っておるのだ……」。【第6話】
▶パターン3:世間一般から、なぜか「美少女」として扱われる
・例:とある試合(試験召喚戦争)で、秀吉がラウンドガールを務めることになった。……教師も生徒も誰1人として疑問を感じる者はいない。皆、当然のこととして受け入れている。秀吉だけが呟く「なんでワシが!」。【第2話】
▶パターン4:制作者から、なぜか「美少女」として扱われる
・例:特殊能力を発動する際、秀吉だけは魔法少女風に変身する(正確には「試験獣を召喚する際、秀吉にだけ『変身バンク』風の描写が用意されている」)。つまり、本作の制作者が秀吉を特別扱いしているのだ。秀吉は困惑する「なんでワシだけ変身するのじゃ……?」。【第1話】
▶パターン5:皆から、なぜか「『秀吉』なる性別」として扱われる
・例:学校には「男子更衣室」「女子更衣室」、そして秀吉専用の「秀吉更衣室」が用意されている。明久が呟く「『秀吉』っていう性別なんだ……」。【第6話】
・例:銭湯にも「男湯」「女湯」、そして秀吉専用の「秀吉湯」が用意されている。明久が呟く「『秀吉』って性別は世間で認知されているんだ……」。【第6話】
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