定型句・定型表現の使い方がおかしい/間違っている/独自改変している ~マンガ「スナックバス江」の場合 #3
◆概要
【定型句・定型表現の使い方がおかしい/間違っている/独自改変している】は「コメディシーン、ギャグ」に関するアイデア。
◆事例研究
◇事例:マンガ「スナックバス江」(第1巻)
▶1
本作の主人公は明美(若い女性)。
彼女は、スナック「バス江」のチーママである。
ある日、
・Step1:カップラーメンを作っていた明美。
・Step2:ところが、スープの小袋が上手く開けられない。「こちら側のどこからでも切れます」と書いてあるのにちっとも切れぬのだ。
・Step3:はぁー、ストレスが溜まる!明美は言った「袋か、私の堪忍袋のどっちか切れるヤツね」。
▶2
カップラーメンのスープの小袋を上手く切って開けられぬ明美。彼女はイライラしながら呟いた「袋か、私の堪忍袋のどっちか切れるヤツね」。
「『袋が切れるのが先か、はたまた私の堪忍袋の緒が切れるのが先か、さぁどっちかな』って……カッコいいな!(笑)」「まるで名のある武将か、ニヒルな殺し屋のようなセリフだ(笑)」と思わず噴き出してしまった読者は少なくないだろう。
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