「A、B、C」と列挙する→途中でおかしなものが混ざる　～マンガ「ごっどちゃんず」の場合

ゼウス「（神々の学校に人間が編入して来るということで）どんな子かな？なにしに来るのかな？信玄餅好きかな？」

マンガ「ごっどちゃんず」（第1巻）

◆概要

【「A、B、C」と列挙する→途中でおかしなものが混ざる】は「コメディシーン、ギャグ」に関するアイデア。

◆事例研究

◇事例：マンガ「ごっどちゃんず」（第1巻）

▶1

本作の舞台は「ごっパラ学園」。神々が住まう世界の学校である。

ある日、

・Step1：「ごっパラ学園」に人間の子供が通うことになった。これは大変珍しいことである。

・Step2：かくして、ゼウス（陽気でアホな生徒）は好奇心に目を輝かせた。彼女ははしゃぐ「どんな子かな？なにしに来るのかな？信玄餅好きかな？」。

▶2

人間の子供がやって来ると聞いてはしゃぐゼウス。彼女は言った「どんな子かな？なにしに来るのかな？信玄餅好きかな？」。

「『どんな子かな？』と『なにしに来るのかな？』はわかるけれど……『信玄餅好きかな？』って何さ（笑）」「唐突な『信玄餅』（笑）」「神々の世界にも信玄餅はあるのか（笑）」と思わず噴き出してしまった読者は少なくないだろう。

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