自分の負け・間違い・誤りをどうしても認めない ~アニメ「苺ましまろ」の場合
◆概要
【自分の負け・間違い・誤りをどうしても認めない】は「コメディシーン、ギャグ」に関するアイデア。
◆事例研究
◇事例:アニメ「苺ましまろ」(第3話)
▶1
本作の主人公の1人・伸恵(20歳の短大生)。
彼女には小学生の妹(千佳)がいるのだが、妹の友達(美羽、アナなど)からも「お姉ちゃん」「お姉さま」と呼ばれ、慕われていた。
ある日ひょんなことから……
・Step1:伸恵とアナの音楽の趣味が近しいことが判明。2人とも、プライマル・スクリーム(Primal Scream)やレッド・ホット・チリ・ペッパーズ(Red Hot Chili Peppers)といった洋楽が好きだったのだ。
・Step2:アナが喜ぶ「嬉しいですわ~❤周りに知っている方がいなくって」。伸恵はうなずいた「まぁ小学生じゃ洋楽聞く子も少ないよねぇ」「向こうに比べると日本の子は幼いって言うし」。なお、アナはイギリス人である。
・Step3:2人のやりとりを聞き、美羽はカチンときた。大好きな伸恵お姉ちゃんと盛り上がりやがって!しかも、日本人は幼いだって!?クソ!!……というわけで、美羽は言った「プライマルくらい知ってるよ!去年の紅白出たじゃんか!」。
・Step4:伸恵が呆れる「……洋楽っつってんだろ!」。
・Step5:しかし美羽はへこたれることなく、千佳に向かって「紅組だったよね?」。
▶2
「洋楽っつってんだろ!」と伸恵にツッコまれてもなお自らの間違いを認めず、「紅組だったよね?」と無駄な抵抗を続ける美羽……面白い!
「間違いを指摘されても決して認めず、無駄な抵抗を続ける」というコメディシーンである。
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