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おかしな「逆ギレ」 ~アニメ「苺ましまろ」の場合
美羽「何なのよ、あの犬は!しつけがなってねー!」
◆概要
【おかしな「逆ギレ」】は「コメディシーン、ギャグ」に関するアイデア。
◆事例研究
◇事例:アニメ「苺ましまろ」(第3話)
▶1
本作の主人公の1人・美羽(小学6年生の少女)。
彼女は破天荒なトラブルメーカーである。
ある日、
・Step1:美羽は友人と共にアナ(イギリス人、最近引っ越してきたばかりの少女)の家を訪問した。
・Step2:皆が正門を通って家に入る一方、美羽だけはなぜか塀を乗り越えて庭に侵入した(彼女は往々にしてこうした奇行に走る)。
しばらく後、
・Step3:皆がアナと談笑していると……庭から美羽の悲鳴が聞こえてきた「うわー!助けてー!!」。美羽は、アナの家で飼っている大型犬に追い回されていた。
やがて
・Step4:どうにか難を逃れた美羽。彼女はハァハァと荒い息をつきながら文句を垂れた「何なのよ、あの犬は!しつけがなってねー!」。
・Step5:一方、千佳は呆れ果てたといった感じで言った「……みっちゃんが庭から入るからじゃん」。正論である。伸恵も言った「むしろ、番犬としてはちゃんとしつけられてて偉いじゃんか」。これまた正論である。
▶2
「何なのよ、あの犬は!しつけがなってねー!」と文句を垂れる美羽に対して、妙に冷静に正論を叩きつける千佳と伸恵。
これが面白い。
「まさに2人の言う通り(笑)」「あまりにも正論すぎる(笑)」と思わず噴き出してしまった鑑賞者は少なくないだろう。
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