「A、B、C」と列挙する→列挙しすぎ ~マンガ「てーきゅう」の場合 #2
◆概要
【「A、B、C」と列挙する→列挙しすぎ】は「コメディシーン、ギャグ」に関するアイデア。
◆事例研究
◇事例:マンガ「てーきゅう」(第7巻)
▶1
本作の主人公はユリ(女性、高1)。
彼女は高校入学後、テニス部に入部した。
ところが……テニス部にいたのは常軌を逸した先輩ばかりだった!ラケットを握ることはほとんどなく、訳のわからぬ騒動を巻き起こしてばかりいる。ユリもあっという間にそのペースに巻き込まれ、奇想天外な高校生活を送ることになった。
ある日のことだ。
・Step1:ユリたちは、皆で集まってタコ焼きパーティを開催することにした。
・Step2:なすの先輩がタコ焼き器を用意するなど、準備を進めていく。
・Step3:やがてかなえ先輩が言った「よ~し、これだけ揃えばあと足りないのはタコと粉と卵と青海苔とカツオ節と紅ショウガとキャベツとソースとマヨネーズだけ!」。
・Step4:ユリが呆れる「足りないものかなりありますね!!」。
▶2
タコ焼きパーティを開催することにした一同。
「これだけ揃えばあと足りないのは」と切り出したかなえ先輩だが――続けて曰く「タコと粉と卵と青海苔とカツオ節と紅ショウガとキャベツとソースとマヨネーズだけ!」。
「足りないものが多すぎる!(笑)」「ほとんど何も揃ってないんじゃねーか!(笑)」「あまりにも足りないものが多くて、ちっとも『これだけ揃えば○○だけ!』という感じがしない!(笑)」と思わず噴き出してしまった読者は少なくないだろう。
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