「A、B、C」と列挙する→途中でおかしなものが混ざる ~映画「スノー・ロワイヤル」の場合
◆概要
【「A、B、C」と列挙する→途中でおかしなものが混ざる】は「コメディシーン、ギャグ」に関するアイデア。
◆事例研究
◇事例:映画「スノー・ロワイヤル」
▶1
本作の主要キャラの1人・ホワイトブル。
彼は、とあるギャングの親分である。
ある時、
・Step1:ホワイトブルの息子が別のギャングに惨殺された。
・Step2:よくもやりやがったな!というわけで、ホワイトブルと子分たちはすぐに報復を企てた。敵ギャングのボスには小学生の息子がいる。そいつを拉致してしまおうという計画だ。
決行当日。
・Step3:子分Aは忘れ物がないか荷物をチェックする「えーと、まずはテープだろ。次にスタンガン。それから抗生物質」。
・Step4:子分Bが訊く「抗生物質?」。
・Step5:子分Aはうなずいた「ガキに噛まれたことないか?ひでぇもんだ。犬に噛まれるのがマシに思える」。
▶2
子どもを拉致するにあたって準備した荷物をチェックする子分A。彼は言った「えーと、まずはテープだろ。次にスタンガン。それから抗生物質」。
「テープ」は体を縛るのに使うのだろう。一方、「スタンガン」は子どもが抵抗した時に備えてのものだろうか。そして「抗生物質」は……って抗生物質!?
「テープとスタンガンはわかるけれど、抗生物質って何だよ(笑)」「あー、なるほど!子どもに噛まれた時に服用するってわけね(笑)」「さすがはプロ。準備がいい(笑)」と思わず噴き出してしまった鑑賞者は少なくないだろう。
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