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オデッサの階段シーン ~映画「海外特派員」の場合
カメラマン「お写真を1枚よろしいですか?」
◆概要
「オデッサの階段」、それは映画「戦艦ポチョムキン」のワンシーンに付けられた名前だ。6分ほどの短いシーンだが、映画の歴史において極めて重要なものとしてよく知られている。
そして、この「オデッサの階段」に対するオマージュやパロディが【オデッサの階段シーン】である。多くの作品で描かれてきた。
本記事では、映画「海外特派員」の当該シーンを取り上げる。
◆事例研究
◇事例:映画「海外特派員」
▶1
主人公はジョニー。新聞記者だ。
ある日、彼は国際会議の取材に向かった。そして会議場の入口前にある階段傍で待機、出席者の到着を待った。
辺りにはマスコミ関係者や野次馬らしき人びとが集まり、混雑している。
▶2
しばらくして、会議のキーマンと目されるヴァン・メアがやってきた。
カメラマンが近寄る「お写真を1枚よろしいですか?」。ヴァン・メアが頷く。カメラマンがカメラを構える。そして次の瞬間……バーン!ヴァン・メアの眉間(?)の辺りに銃弾が命中、彼は階段を転げ落ちていった。
そう、それはカメラマンに扮した殺し屋だったのだ!
◇注目ポイント
上記を、映画「戦艦ポチョムキン」の当該シーンと比較してみよう。
![](https://assets.st-note.com/img/1645700745458-Opeby5CxMs.jpg?width=1200)
状況(虐殺 v.s 暗殺)こそ大きく異なるが、それ以外の点ではよく似ていることがわかる。
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