アニメ「結城友奈は勇者である -結城友奈の章-」の構成の分析【第4話】
引き続き、アニメ「結城友奈は勇者である -結城友奈の章-」の構成を分析します。本記事で取り上げるのは第4話です。
※第1話を分析した記事からご覧になることをお勧めします。
分析対象
本記事全体のまとめ
※本記事全体をレポート形式にまとめました。本記事後半の文章と同内容ですが、レポート形式の方が見やすいと思います。お勧めです!
第4話のストーリー
樹は引っ込み思案な少女だ。彼女は、優しく頼りになる姉・風を尊敬している。
だがその一方で、 「私、お姉ちゃんを頼ってばかりだ。このままでいいのかな……」という悩みを抱えていた。
そんな樹が、友奈らの激励をきっかけに「歌手になる」という夢を抱き、前向きに動き始めた!
……がその時、樹海化警報が鳴り響いた。
第4話の構成
▶第1幕(0-6分)
・友奈らは、いつも通り勇者部の活動に励む。一方、樹は元気がない。間もなく音楽の授業で歌のテストがあるのだが……彼女は人前で歌うのが苦手なのだった。
・友奈らは、樹のために知恵を絞る。
・試しにカラオケに行ってみる。樹はやはり上手く歌えない。緊張して声が震えてしまうようだ。皆は樹を励ましつつ、盛り上がる。
▶第2幕前半(6-11分)
・そんな中、風のスマホに大赦からメールが届いた。「バーテックスの出現時期が予測と大きく乖離している。異常だ。最悪の事態を想定せよ」。風の表情がこわばる。
・翌日も、友奈らは樹のために知恵を絞った。だがやはりダメだ。
・しかし夜、風呂場で1人きりで歌う樹……見事な美声だ!風が微笑む「樹はもっと自信を持っていいのに」。
▶第2幕後半(11-18分)
・風と樹の過去が語られる。すなわち、風が中1、樹が小5の時、2人の両親が死んだ(詳細不明だがバーテックスが原因らしい)。それ以来、風は樹の面倒をみてきた。樹は風を尊敬している。だが同時に悩んでもいた「私、お姉ちゃんを頼ってばかりだ。このままでいいのかな……」。
・翌日。風はふいに樹に言った「ごめんね……。私が樹をバーテックスとの戦いに巻き込んでしまった」。
▶第3幕(18-24分)
・だが樹は微笑んだ「私、嬉しいんだよ。守られるだけじゃなくて、お姉ちゃんと一緒に戦えることが!」。
・歌のテストの日。友奈らからの励ましの言葉を受けて、樹は緊張を克服。見事な歌声を披露した。
・さらに、樹は歌手になるという夢を抱く。そして思いきってボーカリスト・オーディションに応募。こうして前向きに動き始めた樹だが……その時、樹海化警報が鳴り響いた。
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