展開が速すぎる・テンポがよすぎる ～映画「スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団」の場合
ナイブス「（熱狂して）愛してるよ、セックス・ボブオム～！」「キャー！！」
◆概要
【展開が速すぎる・テンポがよすぎる】は「コメディシーン、ギャグ」に関するアイデア。
◆事例研究
◇事例：映画「スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団」
▶1
本作の主要キャラの1人・ナイブス（女子高生）。
彼女には、恋人がいる。スコットだ。
ある夜、
・Step1：ライブハウスにやってきたナイブス。
・Step2：今夜は、スコットが所属するバンド「セックス・ボブオム」の演奏があるのだ。
やがて、
・Step3：セックス・ボブオムがステージに登場。
・Step4：ナイブスは最初から熱狂！彼女は叫びまくった。曰く「愛してるよ、セックス・ボブオム～！」「キャー！！」。
・Step5：そして、演奏開始直後のイントロ部分で――ナイブスは失神、ぶっ倒れてしまった。
▶2
カレシが所属するバンドが演奏するということで、最初からテンション爆上げなナイブス。彼女は演奏開始直後に――失神してしまった。
「興奮しているのはわかるけれど……失神するのが早すぎる（笑）」「せめてボーカルが歌い出してから倒れろ（笑）」と思わず噴き出してしまった鑑賞者は少なくないだろう。
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